otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

氷の世界で+後日談

otobokecat2007-01-17

追分滞在中の連れ合いは、悪戦苦闘している模様。参考:http://d.hatena.ne.jp/ecotalk/
店の本の山にではなく、寒さに。正確には彼自身が寒さに震えているわけではなく、長年寒さにさらされてきて林道の築15年の家のあちこちにガタがいっているということらしい。着いた翌日からやれ煙突が外れたの、電球が落ちてきたの、電話がつながらないわ、水道栓を開けようとしたらねじが取れたとか、まああれこれこういった世俗の仕事があって、肝心の店と図書館の本の整理は思うようにはかどらない模様。
 また降った雪がすっかり凍ってしまい、スコップも歯がたたず、車をドライブウエーに引き入れることもできないらしい。除雪車のかいた雪が壁になるということは例年の課題ではある。車を少し離れたところに止めておいたら、町の警察から東京まで電話がかかっってきた。やれやれである。
 冬の軽井沢滞在は半ば修行に近いものがあるように思う。

FM軽井沢の天気のところを見たら、最低気温に−10℃という数字も見えた。こうなってくるともう最高気温が零度をこえればいいほうで、つまり氷の世界になり、春までお手上げ状態だ。

金曜に東京で用ができ、木曜日に帰京することとなった。いやはや。こういうときは、二人で行けたら良かったけれど。寒さにやられないうちにひとまず戻ってらっしゃい。寒さには私のほうが強いんだがなあ…。瞬間移動ができるといいが、そうもいかない。

連れ合いは無事木曜日に生還。
帰京直後に「世界的暖冬」の記事が金曜日の朝刊にでたのをみて、「追分は居住区としては世界で一番寒い」という極端なご意見を。まずい、そんなことをいうと益々人が来なくなる!

軽井沢では二月の初めに「氷祭り」がある。年によっては作っている隙から溶けて大変なのだが、今年はさぞかしうまく行っていることでしょう。
すでにコンテスト参加作品は製作中のはず。Good Luck!

訂正:今は「氷彫刻国際展」というとのことです。展示は26日から。FM軽井沢に氷の象の写真あります。