otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ちらりと。

otobokecat2007-04-26


先週日曜日、玄関の前を通り過ぎていった雄雉。羽がなんとも不思議な色あわせだ。

折から「切手趣味習慣」の¥80記念切手を今日郵便局で買い求めた。10枚のうち8枚が野鳥がモチーフになっている。ミシン目にちょっと変化あり。おなじ80円ならば、倍ほどの大きさで金使いの記念切手を使いたい。使用済みの世界の切手は店でも扱っている。「花」「猫」「犬」「きのこ」など。今は花柄。まだ一組も売れない… 「鳥」「果物」も切手の代表的なモチーフのひとつ。

澄子さんから招布(まねぎ)ができてるよ〜と電話あり「ゴゴシマヤ」さんに取りに行く。本当は明日から仙台入りなので、1日か2日の取りに来ることになったいたのだが、仙台分から分けていただいたんだろう。岡崎さんの新書『読書の腕前』用の招布である。五月4日のトークの喧伝用にと気を使ってくださったんだろう。コクテイルのときの紫オレンジ版のほかに、新色(写真)赤・草色。一本は開店記念にいただく、嬉しい!昨日、澄子さんにデザインしてもらった暖簾(これがなかなか評判いい)がたなびく写真を見せたからかな?
澄子さんの手拭やポスターは、シルクスクリーンの潔いラインと、さまざまな色を調合して練って作った奥深い色のコンビネーションが絶妙。

ゴゴシマヤさんでは、なかなか古本屋では見つからない絵本に出くわすのが嬉しい。『みずうみにきえた村』ジェーン・ヨーレン文、バーバラ・クーニー絵、掛川恭子訳(ほるぷ社刊)は、都会への水の供給のために、自分達の村を水没させられたことを淡々と語っている本だが、その都会とはダイスケ人気で沸いているボストンである。水面から深い底に故郷の面影をみるという気分はいかばかりか。落ち着いたバーバラ・クーニーの絵が不思議と強く心に訴えかけてくる。

★澄子さん、27日に手拭、招布もって北上。「火星の庭」さんでワークショップ。招布は仙台でもきっと受けると思う。澄子さん手縫いのちくちくちょっと不揃いの針の目がもまたいいのだ。