otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

時間割のない土曜日

雨音で目が覚める。実に久しぶりの「目覚ましをかけないで良い日」の始まりだ。
どうやら昨夜は結局嵐にならなかった模様である。
思いがけず休息の日が与えられて、コーヒーをいれ朝食にホットケーキを焼く。それからスポーツニュースのダイジェストを見る。
外壁工事の置き土産であるテレビの受信障害がまだ解決されていないので、写りのいいBSとスカパーへ移動する。
イチローから強烈なボールが本塁の城島に突き刺さり、次の瞬間三塁から飛び込んできた選手が城島をなぎ倒すが、大の字に倒れた城島は球を落とすことなくアウト!メットを取った城島のぐっと抑えた凛々しい顔がかっこいいぞ。イチローのこの日の5の5もすごいが、この好プレーも凄い。
最高年齢のゴールということで、カズもテレビに写っていたが、体を張って生きている人たちにはなんともいえないキレがある。惚れ惚れとしてしまう美しさ。とかく報道されるニュースには腹立たしい事件ばかりだが、こういった凄い瞬間の映像が見られるのはテレビの力、悪いことばかりではない。

こんなにのんびりしたのは、高校生活が始まって初めてかもしれない。いかに普段時間に縛られているかということだ。

鳥の声が聞こえ始める、あたりがすこし明るくなってくる。ラジオ体操の音が聞こえてくる。どうやら近所の学校は今日が運動会だったらしい、遅れてはじめたのだろうか。すでに昼近い。

頼んでおいた本が宅配便で届く。お客さんに頼まれた探求本を探していると、普段とは違う収集力が目覚める。ついでに懐かしい本もみつけたので一緒に頼む。『マーシャとくま』(福音館書店)、『すてきな三人ぐみ』(トミー・アンゲラー、今江祥智訳 偕成社)など。すてきな三にんぐみ (ミニエディション)『マーシャとくま』を読んでみると、マーシャの賢さに驚く。どうやって身を守るかなんていう護身用の講座をするより、この一冊の絵本が役に立つなるぁ。絵本がためになるかどうかなんてことを考えるのは悲しいけれども。
追分にもクマがでたとか出ないとか。残念ながらこの絵本は本物のクマ対策には役に立ちそうもありません。

■気になる一冊
むしのあいうえお (単行本絵本)
今森氏の昆虫の本だが、「きりえ」という切り口が面白い。

■0村古本屋の様子
番頭のブログによると、またもや寝坊してしまった模様。田舎の朝は早いし、12:00開店でもかなり重役出勤だというのに、さらにお客様をお待たせするとは!こうなったら遠隔操作が必要か?