otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

戎でえびす顔

昨晩、山から下山した番頭N氏と、いつものように中央市へ。今日はなぜだか本が大量にあったのだが、大漁かというとそうでもなく、首をひねりつつ札を入れるも、取れたのはわずか二件だった。取りいくという「絶対欲しい山」がなかなかなく、勝負に行っていないのだから仕方がない。本が増えればかえって人気の山とそうでないものの格差が生まれるように思う。買えた二山の内の一山は私の絵本の束だが、一番欲しかった山ではないほうだった。番頭N氏は文庫の落札価格の高さに愕然としていた。店を考えると良質文庫の仕入れがしたいところなのだが。これではねえ。
おやつ代わりに「いもぜん」で天丼。(食べすぎ!!)ここの天丼はお買い得だと思う。提供時間(四時まで)、味(辛めたれ)、値段(500円)、サービスすべてにおいて満点!!数少ない何度でも行く店のひとつ。
夜は若干くたびれ気味の番頭N氏を誘って、地元西荻窪の焼き鳥や「戎」へ。学生時代も西荻窪に下宿していて、たま〜にお世話になった。サラリーマンになってからはあまり来ていなくて、もはや自営業、すごく久しぶりなり。月曜は北口店はお休みで、南口の飲み屋横丁の中の店へ(ここにも二店ある)。カウンターは「チューハイをオーダーするネクタイ姿のサラリーマンひとり客」がほとんど。店員さんの威勢のいい声が飛び交う。日本酒や焼酎をコップになみなみと注いで、溢れさせて受け皿にも満タンにするところでとめるのが昔と変わってないな。初めての時にはびっくりしたものだが。
焼きたての鳥皮の塩が美味しい。焼きトンは昔はなかったような?
いい気分で夜風に吹かれて家まで歩き、途中「音羽館」にちょっと寄るつもりが・・・あっという間に両手がふさがる。この時間でも広瀬さんとバイト君とIさんが3人揃って店で仕事。いつ行っても感嘆してしまう棚揃えで、できることなら棚ごと持って帰りたい〜とぼやく。