otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

団子より花なの?

料理本は結構あつめているほうだと思うが、今のところだけか?店では案外売れない。むしろ植物の本のほうが売れていく。周りにおいしいレストランが多いからか?本はいくらおいしそうでも食べられないし。
そんななかで、一番人気は玉村豊男さんの『軽井沢うまいものぐらし』で、棚に入れても入れても売れてしまう。玉村さんといえばかつては軽井沢の住人だったが、今は東御市(元東部町:巨峰の栽培で有名な)で農園の主。つまりワイナリーか。このあたり東信地区のビジネスでもっとも成功した人といってもいい。チーズで有名なアトリエ・ド・フロマージュもこの町から始まった。さえぎるもののない浅間南麓のなだらかな丘陵地帯は牧場や農園に適している。寒暖の気温の差が大きいのもある種の作物を作るのには適しているのかもしれない。玉村豊男さんは本も書くし、講演にも引っ張りだこで、絵も書き展覧会もするし、食器や絵葉書なども人気だと聞く。ワインのラベルの絵もご自分で書いてしまうのだ。さらに農園の野菜やワインを提供するレストランもシーズンにはとても混んでいるとか。行ってみたことがないので味は説明できない。
多彩な才能をビジネスに生かして成功している羨ましい存在なり。     [rakuten:frangelico:1364065:image]なんと絵葉書をネットで売っている。


■おすすめのちょっと地味ながら美味しい本など

野草の料理

野草の料理

■『料理発見』甘糟幸子 新潮社 昭和61年
↑この本は店に出して早々に売れていきました。見つけていただいて有難うございます。棚に入れたとたん売れるのが一番嬉しい。
中村成子の始末の料理―歳時記・旬の出逢い

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味つけの法則―おいしさには理由(わけ)があります

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■『あきない献立は野菜がきめて』本谷滋子 婦人の友社 1995