otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

「I」と「O」

otobokecat2007-06-05

■オドリコソウ

以前蟲文庫さんが、舞踊家田中泯さんと名前がほとんど同じという話がブログに有った。実は私も今をときめく早稲田大学のの斎藤投手とひらがなで一文字、ローマ字だと一文字の差しかない。ということで、彼の活躍によりマスコミに名前が出れば出るほど、なんとなく落ち着かないことになっている。(それにしても神宮球場の席をプロの試合より埋めることができるのはすごいなあ。)これは余談だが、いまやあちこちでそういった若い旋風が起きているらしい、グリーン上にもね。ずっと各界での若い女性の活躍が目立っていたので、そろそろ男子の番?ですかね。
さて、名前の話。私の場合、幸い(相当)活躍されているので、悪い気はしないが、これが事件を起こした犯人と同姓同名だったりすると結構つらいのではないだろうか。そういう意味では、今後も彼にはがんばってもらいたいが、私は遠方からかけつけるほどのファンではない。
斎藤選手やゴルフの石川選手のように、注目され、インタビュー攻めにあっている若い人を見ていると、マスコミとの受け答えの様子が興味深い。この二人の選手に共通しているのは、言葉使いのうまさ、謙虚さと優等生ぶらない素直さで、親御さんの育て方が良かったのか、本人達が賢いのか、好感が持てる。
またまた余談だが、石川選手のインタビューの中でいつも持っているものは?と聞かれ、(整髪の)ワックスと答えたらしいが、この一言が同年代の息子の気持ちを捉えたようだ。男子諸君はなにしろ髪がたが命らしい。マスコミ的には○○のお守りとか、お母さんの心のこもった○○という答えが望まれていたのかもしれないが、彼は見事にそれを裏切り、同年代しかも同姓のの気持ちに近づいた。
さて、再び名前の話。小学校の頃、クラスに一人や二人女優さんや首相と同じ名前の子がいたもんだ。いい迷惑だったろうなあ。卒業式とかで多数の人の中で名前を呼ばれたり、病院の待合室で呼ばれるときにみんな思わず意識する。当たり前だが当人なことは滅多になく、しかもかなりイメージの違う人だったりして。気になった人も思わず目を伏せたり…。今は名前も相当多様化して、女の子の場合、宝塚みたいな漢字使いで、別の意味で思わずこの名前の持ち主はどんなひとかなあと見てしまったりする。いやはや先生もたいへんだ。たまに「子」がつく名前が出てくるとほっとする。