やはり天然はいい。

あしたのイベントに向けて、今週は追分入り。いつものあさま５１３号。土曜なので一応席は押さえておいた。これはいざというとき大宮から乗る際でも座るためだが、今日はまさにそれを利用した。(注；回数券だと自由席値段で、指定席が申し込める）夏の暑い時期に家を空けるのは準備万端出ないとまずいので、ついつい支度に手間取り、ぎりぎりの外出。
いつもは東京駅から乗るのだが、ぎりぎりすぎて弁当を買う時間がない。弁当を買うために大宮周りになる。弁当と馬鹿にするなかれ、今日は私の夕食の分もあるのだ。軽井沢の乗り換え時間も６分しかないので、これもだめ。新宿９：３１→赤羽のりかえ→大宮１０：０４　新幹線は１０：１４なので乗り換え時間が大宮で１０分あるのだ。(検索がなかったらとてもこんな芸当はできぬ）
ＪＲの昨日の架線事故が、運転手のミスだったとわかり。ＪＲ車内放送でお詫びがたびたびあり。停車位置が違うだけとそんなことにまでなるとは。(ミスを想定しないで危険なものをそこにつくるのはどんなものか？運転手だけの責任ではないだろう。）

今日は東北新幹線開通の記念日だということで、大宮では隣のホームにカメラ片手のファンが大勢入線を待っていた。さて何が見られたのだろう？最近は鉄道は女性にも人気と聞いたが、ホームは大きな小さなボーイズばかりなり･･･。鉄道ファンの女性を鉄子というらしい。

空梅雨だが、今日はさすがに蒸して暑い東京だったが、軽井沢に降り立ったときに「ここは避暑地！！」を実感した。あまりの涼しさに鳥肌が立ったぐらい。言い古された表現だがまさに「天然クーラー」だ。
かつて軽井沢には氷室が点在していたと聞く。堀辰雄の文学アルバムなどには、背景に氷室が写っている。この地はいい意味でも、悪い意味でも「冷涼」という言葉が当てはまる。
その土地の特性を活かして人工スキー場を作ったのは知能犯。そのスキー場を皮切りにしてビジネス展開をして、ショッピングモールを開店、拡張を重ねてきた。それがまた更なる拡大をするのだという。この町を乗っ取られないだろうか。海外で成功している経営者は地域貢献を必ずしている。はたして…。
コンクリートで固めて、巨大な駐車場を作り、渋滞を引き起こしているのだから、雇用だけでは貢献しているとはいえない。電車に乗って遠くから働きに来ているともきく。もはや消費促進だけでは時代と逆方向へ行っているように思う。その大きな力を是非「正しい方向」に活かして欲しいものだ。