otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ムシトリナデシコか

otobokecat2007-06-26

ムシトリナデシコ 
二週間ぶりで追分に先週行ったら、何も植えていないはずの花壇に花の気配が。近づいてみるとムシトリナデシコではないか。ヒメジオンだって、クサノオウだって野草は野草だが、見かけないということだけでぐっとランクアップ。小さいころは当たり前のように見かけたが、最近私はあまり見ていなかったので、この暑苦しい赤紫色の花がなんだかすごく懐かしかった。『花屋さんの四季の花』によるとなんとコマチソウというらしい。

浄化槽を作ってくれたTさんが地下水に詳しいので、最近池の水位が下がりっぱなしなことを相談したところ、奥様も一緒に来てくださった。お手製の藤の花かごに庭で丹精された10種類もの花を挿して持ってきてくださった。ハンドメイドの手土産は嬉しい。花は活きがよく東京まで持ち帰って飾っている。都忘れやノコギリソウ、バラに混じって、斑入りアップルミントの葉なども入っていて、花屋さんで売っている切花にはない家庭的な香りの花かごだ。珍しいところでは、庭にも池の周りに自生しているが、二枚の花弁だけが大きく、あとは小さい非対称な花びらのうすいピンクの花があるがこれはなんというのだろう?ちょっとファンタジックな花だ。はじめ見たとき花びらを食べる虫にやられたのかと思った。ランの仲間のような…。
店の周りにも手をつけたいが、残念ながらまだその余裕がない。今は野草に乗っ取られないようにするのがせいぜい。