otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

備えても、備えなくても

追記◆リコシェさんが当店をリンクしてくださいました♪
http://ricochet-books.net/ricochet_hp/index.shtml リコシェのAさん、いつお会いしてもにこやかにして、しっかり!パワフルで素晴らしい。感謝。

15日朝岡崎武志さんが岩波文庫創刊80年の紹介者として登場したBS番組「ブックレビュー」を見る。岡崎さんの本部屋が写った。とてつもない「蒐集」だが、ここから文が生み出されているわけで、単なるコレクションではなく活きている本棚なのだ。岩波文庫は80歳。父親と同い年;昭和2年生まれ。創刊は23冊だったという。戦時中の「慰問袋に岩波文庫」という帯が凄い。
その番組の中で紹介されていた本。『終わりのない庭』[rakuten:tankosha:1130628:image]

いのち愛づる姫―ものみな一つの細胞から

いのち愛づる姫―ものみな一つの細胞から

「自然界に手抜きはない」という一文も素晴らしい。38億年の生命のふしぎ。堀文子の絵がこういった形に活かされているのは素晴らしい。

台風が来る、来るとまるで呪文にかけられてしまったようになり、そのうえ「列島縦断か?」なんていう週刊誌の見出しのような新聞の字に脅され、数年前の直撃されたときのことなど思い描き、ベランダにごろごろ並んでいるさもない植木鉢や、ダンボール箱などを家の中に取り込んだり、手すりに引っ掛けてあるポットを外したり、あたふたとあれやこれや準備をしたが、なんとも肩透かしな結果で・・・ただただ雨が降ったという感じだった。
被害のないのはいいことだ、この近くは数年前床下床上浸水をした地区でもあるので。しかし予報を真に受けたことがなんだかみっともなく、おそらくこういうことが何回かあって、そのうち狼少年になってしまうのか。
台風が行くと待ちかねたように洗濯!台風が去った後は大抵風を置き土産にするので、こういう日はすぐ乾く。
それっと洗濯三昧をしていたら、イチローの野球を見ていた息子がいち早く地震のニュースを知ったのだ。新潟・長野とのことで、前回の中越地震の際結構揺れた追分へ電話を入れるも「繋がりにくい状況です」と繋がらない。しばらくして携帯電話が繋がってくれたが、「めまいかと思った」という位でたいしたことはなかった模様。さっさと切られた!無事で何より。
残念ながら亡くなられた方もいたがこの規模の地震としては、大都市の被害とは比べ物にならない。火災も少ない。倒壊したのは、風格のある古い瓦屋根の土壁の家ばかりなのが気の毒だ。
必ずいつか地震が来るとされる東京に住む場合、目先の台風への備えよりも、地震のへ備えのほうが大切なのではないかと思ったりする。
樹の花にて 装幀家の余白 (白水Uブックス) [ 菊地信義 ]樹の花にて―装幀家の余白 作者: 菊地信義
出版社/メーカー: 白水社 Uブックス 発売日: 2000/07

手製本を楽しむ

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手で作る本

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装丁の仕事187人―Book design 2006 (玄光社MOOK―Workbook on books)

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