otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

のびろ〜のびろ、大好きな木♪

otobokecat2007-07-23

■写真:なぞの植物の花はまだ咲いていた。高さは1m50cmある。

少年Rは、無事サッカー遠征に出て行った。
出かけただけなのに無事をつけるのは変かもしれないが、親の役目はもう終わった気がしている。
君は18歳の今までずっと受験戦争を避けて生きてきているが、そんなことよりも、ずっと続けてきたスポーツこそが、十分サバイバルになっていると思う。そのうえ急性腎炎でベッドに伏した夏からまだ二年、ここまできて私は嬉しい。サッカーをするのもおそらく最後の夏だろうが、古傷をなんとか持ちこたえて、大怪我だけは気をつけて!ここまでがんばってこられたんだから、もう大丈夫だ。こころうたNHKみんなの歌から聞こえてきた気持ちの良い歌声は、アン・サリー。まるでなぞの植物(本当はちゃんとなまえがあるのだろうが)のテーマソングのような。

話は変わって、「布ぞうり」がブームなのだそうだ。春、追分の骨董や時幻さんに布ぞうりの作り方を書いた本のお問い合わせをいただいたので、私も気にはなっていた。最近になって俄かに布ぞうりの作り方の本が多数出ている。はだしが気持ちいい季節になったこともあるだろう。鼻緒をしっかり足指ではさみ、足裏も布のでこぼこで刺激して、靴文化で弱った足裏の感覚の再生する。またアメリカのパッチワーク文化のように、生活の中で使い古した物を別のものに再利用していくというエコ的意味もあり、さらに作る際に手先(足指も)を使うという効用もあり、良いトコ尽くしの手芸なのだ。
夏季の学校の上履きを、布ぞうりにしているという小学校があるという。この小学校は床が木だったのには驚いた。良い環境だなあ。
主婦が流しのシンクからの水跳ねをぞうりの裏で拭くとか、ぞうりを洗濯する前に裏に液体洗剤をつけて風呂場の床面などをささっと拭き掃除するなど、家事の裏技も!テレビで紹介していた。へぇ〜
部屋で履くスリッパが嫌いだが、この布ぞうりはなかなかいいかも。見てくれはいまひとつかもしれないが、店で履いているのにも丁度良い。早速導入しよう。誰かさんの水虫にも良いのでは?