otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

運転手がボス

ウイークエンド・早稲田に、残念ながらちょっとの事間に合わず、地団駄を踏みながら6:15池袋からバスの車中の人となる。
ほぼ満員といわれていたが、案外空いている。空いている席もあるのに、私は若い女性と二人がけだった。下落合、練馬と止まっては、人が乗り込み、川越的場で最後の一人を乗せて、だいぶ埋まってきたところで、やおらアナウンスがあり、「キャンセルが出たのでC7の○○さん(←私)、後ろの席に移って良いです」と名指しで言われて、独り席はうれしいが、バス中に知れ渡り赤面してしまった。信号で止まっているときにそそくさと移る。

10分遅れで上里サービスエリア着。15分休憩に明日の朝のパンを買う。席に戻り、追分に「迎え頼む」のメールをしていたら、見慣れない若い男性が荷物を手に私の席まで来て、「そこは僕の席です」と言うではないか。私は一瞬行き先の違うバスに乗ったかと思ったが、いや回りの人も見覚えあり。するとその方は乗り遅れて、今追いついたという。エッ!!私はあわてて、この席は運転手さんが移って良いといってくれた席なのだから、運転手さんにまずいってください!と逃げる。そこへ運転手さんが「追いついた方は?」と探しにこられて、男性の独りがけの席の隣りを薦めて、しぶしぶそこに座った。
長距離ワンマンバスの場合は特に、アメリカのグレイハウンドバスなどもそうだが運転手さんが「ボス」で、力を持っている。客が泥酔していたり、騒いだりしたり他の客に迷惑行為をしていたりすると場合、注意したり、つまみ出す権限があのだ。サッカーなどののレフリーのようなものなのだ。今回も運転手さんは無難にこなし、バスの中は落ち着いた。何事も迅速な対応が鍵…である。

夏の間は、中軽井沢・信濃追分に停まるのは、朝の便とこの夕方の便しかないので、それらのマイナーな停車場で降りる人が多い。追分でも6名ほど降り、過去最高!
「今、軽井沢駅前」といったメールを出していたのに、山の中の電波の受信が悪く?返事もなかったが、バスから降りてみたらやはり迎えに来ていない。催促の電話をしたら、「あれもう着いたの?」と。私以外皆お迎えが来ていた(いいな〜)。国道の路傍で下ろされ、国道を渡るだけでも一苦労なのだ。

さて、我々も「谷口高司ウイーク」がいよいよ始まる。散歩より絵の教室の集まり具合がいいのは、ちょっと意外だった。高原の夏ならでは。時間はたっぷりある!
ということだろう。
台風は来なくてよろしいです。
お申し込みいただいた方、有難うございます。
座布団で座りますので、座りやすい服装でお出かけください。

↑大変申し訳なし。直前に参加者が増え、低いテーブルが足りなくなり、急遽カフェで行うことに変更。よって椅子席でした。この事前のコメントは無意味でありました。

一瞬でいい

一瞬でいい

毎日新聞掲載の小説だった。唯川さんは軽井沢在住。