otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

東京の青い空

otobokecat2007-08-13

■メマツヨイグサ(月見草の一種、オオマツヨイグサより小ぶり)

月曜日だが盆に入るので、休みの店も多い。午前中雲にパックされて、太陽には会わず。午後風が出て,
その風で雲が掃き寄せられ、太陽がお出まし。暑いといえば暑いけれど、空は秋のように青く高く、真っ白な雲がくっきりとしている。洗濯物がからりと乾くのは嬉しい。
アパートの猫の額のような中庭に一本の木があるが、そこに目の周りが白いメジロが来ている。ことりが近くにいる生活は悪くない。

追分風の便り》
当店ではA5変型サイズの小冊子「サルビアSalbia」を取り扱っているが、これは新刊本なので金額的に他の本より割高に見えることもあって、今までは思うように売れなかったが、本日はじめて、よりにもよって私のいないときに売れた模様。嬉しい。まだ5号だが、毎回取り上げるものが素敵。グラフィックデザイナーのセキ・ユリヲさんが主宰している。「日本」の持つしなやかさをさらりと堪能できる。長野県で扱っているのは当店が3軒目。
 1号 四国・今治のタオル
 2号 京都・木版画・サン散華ができるまで(版元品切れ)
 3号 草木染・自然の色が染まるまで
 4号 陶器のスプーンができるまで。
 別冊 竹久夢二グラフィックデザイン
 5号 裂き織り 
なんと次号Salbia6号は(9/1発行)、特集は御茶ノ水にお店がある伊那の製本屋美篶(みすず)堂さんが特集の号だ。製本工房で本が生まれるところが掲載されている。池袋の外市にも美篶堂さんは出展しておられましたね。今週末から6号もサンプルを店におきますので、手にとってご覧ください!

◆美篶堂:http://www.misuzudo-b.com/shop.html
みすずは信濃の枕詞で、私はこの漢字は知らなかったが、思わず信州にご縁があるのですか?と聞いてしまった。
信州のお土産としてのみすず飴というのもある。