otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

謎の足長虫よ。

8月特別〔月・火も営業〕は、無事終了いたしました。大々的には告知せず、ひっそりと暖簾を出して営業したので、木から日曜日という営業日であることをご存じなく、通りがかったら開いていたからといらしたお客様が大半でしたが、中にはブログを見て、来てくださった方もいらしたようです。有難うございました。
最近の傾向としては、一度みえた方が気に入ってくださって、ご友人やご家族を連れて再度来て下さるケースがあり、そういったささやかな広がりあることが嬉しいです。
特にブック・カフェにその傾向が強く、一風変わった形の空間ですが、徐々にご理解いただいて来ているようです。
今日も再び暑い日でしたので、りんごジュースがたくさん出ました。
明日水曜日はお休みです。よろしくお願いいたします。

8月半ばともなるといつもなら夜には外は鳴く虫の独壇場となり、懐中電灯で暗がりを照らせば必ず光の先に、クツワムシやウマオイの長〜いひげが映し出されたものだ。今年もようやくお盆を過ぎて声だけはわずかに聞こえるようになったが、さほどではない。むしろそれ以外の昆虫が以前より多く感じられる。このあたりはクヌギなどの樹液の出る木はあまりない為、カブトムシはあまり見かけない。甲虫というと小さいクワガタか、カミキリムシ。ところが今年はカブトムシのメスとクワガタのメスをもう数回見ている。
それからなんだかやたらに見かける蚊のお化けのような虫。夜になるとどこからともなく家の中に進入して、電灯のあたりに数匹ふわふわと飛んでいる。停まっていても全長6,7cmはあり、それが糸のような細く長い足をかっと広げて飛ぶと、しかも数匹なのでしれはもう目障りで仕方ない。
私は補虫網を振り回して数匹その中に入れると、玄関に出て外に逃がすという作業を繰り返しているのだ。取っても取ってもゼロにならないという不思議な状況。巣が家の中にあるのかというぐらいだ。こんなにこの虫を沢山見かけるのは珍しい。ザトウムシに羽をつけた感じ。
いったいあなたは誰?
手元にある子供向けの図鑑には載っていない。蚊トンボ?そもそもこの虫は何に分類されるのやら。明日、店で売り物の図鑑で調べてみよう。
明かりは好きそうであるが、ずっと明かりの周りにいるというわけではなく、天井際でじたばたしており、そのかすかな羽音が煩わしい。せっかくの夜のゆっくりしりした時間だというのに、補虫網を振っているなんて!
どうも虫の世界にも異変が起きているような気がする。

さて、もう一振りして寝てしまおう。やれやれ…

PS.店を閉めてから、ツルヤへ出かける。私はだらだらとスーパーマーケットで買い物をするのが好きなのだが、連れ合いは「用件のみ毎日」型。独り暮らしのときぐらい「たまにだらだら型」を存分にすべく。
入り口でヒマラヤハウスさんご夫妻にばったり。なんとなく買い物しているときに知っている方に会うのは気恥ずかしい。挨拶のみで、足早にカートを押す小心者の私でありました。