otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

どこかでほら、鳴いているのは、猫♪

今日の最低気温が16℃。明日はもう少し下がって14℃だという。朝はよっぽど長袖にしようかと思ったぐらい。
たださすがにまだ8月。日中は30度近くまで行ったので温度差はかなりのもの。
この温度差のせいか、林に少しずつ黄色が見えてくるようになっている。

昨晩は久しぶりにまとまった雨が降った。雨音の合間にとても小さな猫の鳴き声がしていたが、結構林の中に猫の姿をみかけるので、気にもかけていなかった。
朝、ベランダに通じるドアを開けたら、脇に置いてある竹かごの中に、なんと仔猫が丸くなって寝ていた。私が手を伸ばすとするりと逃げたものの、2mぐらいの距離を保ってみゃーみゃーとか細い声で鳴く。
あまりにも我が家のベル公とそっくりなのでびっくりした。最初ベルの姿がなかったので、ありえない話だが、コナン君のように小さくなってしまったのかと思ったぐらいそっくり。少々ぼけた縞模様の雉トラ猫で、長い尻尾の先がちょっと黒いところまで。やがて、押入れからベルが寝ぼけて登場。同時に二匹を見て安堵する。
ベル公は仔猫を見てフーッと威嚇してきたので、衝突を避けねばと、ベルを家の中に閉じ込めた。観察してみると生まれたばかりではない、生後ニ、三ヶ月というところ。田舎では捨て猫にされることもままあるが、たいてい生後すぐ。がりがりというほどでもない。首輪はしていない。距離はとっても、逃げないので野良猫でもなさそう。村の猫相談は亀田やへ。ミホチャンに電話するも、迷い猫の相談はないという。

朝食をとっていたら、いつの間にか姿が見えなくなっていたので、ちょっとほっとして、店に向かおうとしたら、なんと車の下にいる。なかなか出てこないので、ベルのえさを数粒持ってきてつってみる。おなかが空いていたんだろう、あっさり出てきた。すかさず片手ですくって、ベランダへ写し、車が出るまで動かないようにもう少し餌をやって、後ろ髪を引かれながらもその間に出発。

夕方、6時ごろ戻ったら、仔猫の姿はもうなかった。ほっとしたような、ちょっと寂しいような。ちゃんと家に帰れたんだろうか?
きっと、あの激しい雨で雨宿りをしていたんだな、と思うことにする。