畑の恵みを有難く
■メマツヨイグサ
隣のAさんは農家ではないが、ご夫婦で自家菜園を作っている。それでいてご主人はあまり召し上がらないらしく、奥さんは収穫した野菜の消費に苦労しておられるというので、遠慮なくいろいろいただくことに。
モロッコインゲン、ナス、しし唐をそれぞれ大袋づついただいたので、昨日は精進揚げ、今日は煮物などにした。
なすのてんぷらは薄くスライスして、しっかり揚げると美味しい。モロッコインゲンは水分が少ないので、てんぷらにはむいた食材。切らずにダイナミックに一本づつ揚げると、野菜とは思えない存在感がある。そのほかにメカブに紅しょうがをいれ、小麦粉を振りいれてかきあげにすると、サクッとして美味。海老も、イカもない、まさに精進揚げだが、いくらでも食べられる。
ナスは味噌汁に使い、しし唐は沢山あったので、素揚げにしてから、塩昆布も一緒に甘めのしょうゆだれで煮る。都会でパックに整然と並んだしし唐は、少量でもったいなくて煮物にはとても使えない。くたくたっとなったところが美味しい。
まだなすとインゲンが残っている。オイスターソースか味噌炒めにして、明日のお弁当のおかずにしよう。
朝は、本当に14度だった。日中、気温はぐんぐんあがったが、地面はまだ水分が残っているし、空気は爽やかで、さほど暑さを感じなかった。
少しずつ日暮れが早くなるのを感じている。
さて、私の店番もそろそろ終盤を迎えている。後二日でベル公を東京へ移さねばならない。こいつが今では我が家の象徴となっている。
杉並区は全国に先駆けて「猫登録」を始めるそうな。
- 作者: 草森紳一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/10/20
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (60件) を見る
青春の光と影