otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

嵐の前

otobokecat2007-09-05

熱帯ジャングルをうろついている気分。む、む、蒸します。
あんなに暑かった今夏だが、数日間ウソのように涼しかったので、すっかり体が油断?しており、やたらと暑さと湿度がこたえる。あんなにクーラーはいやだといっていたのに、アー楽だとつぶやく自分に腹が立つ…。

自宅の近辺では、数年前善福寺川が氾濫したので警戒地域。
時折マンホールの蓋を開けてチェックしているらしく、その金属音が宵の闇に響いている。
あの時は川があふれたというよりも下水が逆流したといった感じであった。

一日中雨が急に降ったり止んだり。こおろぎの声が聴こえてくるところをみると、今は止んでいるんだろう。

番頭N氏は、資料会に顔を出し、そのまま池袋発18:15の高速バスで山へ戻っていった。

息を潜めて嵐が過ぎるのを待つことになる。週末には祖母の三回忌。それまでには台風は行き過ぎるか?あの時も台風余波の雨が激しく降っていたな。

本屋にとっては、暑い夏よりも雨風の9月のほうが厳しいかも?「正直文庫」は出せないし、湿気が大敵。
台風は、山林や田畑にも影響を与える。都会とは違った自然力の影響が山にはある。ひよひよの木は倒れるし、成熟前の木の実もふるい落とされる。

■気の早いウルシ(8月下旬に撮影したもの)

追記:身軽に出て行ったN氏だったが、予想以上に苦戦していた模様。上信越道が通行止めだったとは。コースを変えて走ることが出来たのは不幸中の幸い。
都会では雨で電車や、道路が通行止めになることはまずないが、山へ行くと一定雨量を超えると、止められるケースがある。数年前、こちらはほとんど降っていなかったのだが、沿線のどこかが大雨で一時間に一本の「しなの鉄道」が止まってしまったことがある。あの時は無人駅で最寄の駅からの電車は来ないとアナウンスが流れるという心細さだった。