otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

爪あとは思ったよりひどい。

昨晩7時に、停電したのでもう寝ると連絡があり、その後うんともすんとも連絡がなかった。

今朝9時40分頃に、柳屋をたててくれた工務店のMさんが現場から連絡をくれたのだが、思いのほか台風の爪あとはひどいらしい。「柳屋」に直接被害はないが、裏駐車場の木が倒れ、電線にかかり、池は溢れ、水位があがり浄化槽も使えないだろうとのこと。いまだに停電しているところをみると、あちこちの倒木が想像できた。

11時近くにようやくN氏より携帯メールが入り、なんとSOS。
山荘の周りは倒木だらけで、よく家の上に倒れず、家が壊れなかったと思うほどで、しかし止めておいた車の上に倒木。しかも電線に引っかかっているという危険な状況で、車も一部が凹んで動かせない状況なので、中部電力に連絡を取って欲しいというもの。早速中部電力に応援を要請する。

あのあたりは、50年前にはまだ草原(追分が原)だった。今は20mほどの木が林を形成しているが、林、森としての歴史は浅いところなのだ。よって大風には弱い。今回のように前日に大雨が降り、その翌日に大風とあっては、あっさり倒れてしまうだろう。

山荘の前は国有林(写真:台風以前の図)だが、これがなければ浅間が見えるのにねと言っていたのだが、なんと!今は一部浅間山が見えるとか。かなりなぎ倒されたらしい。ドミノ倒しのように木が倒れているとなると、当分停電は復旧しそうにない。垂れた電線があったりすると通電すると山火事になる。
工務店さんにもSOSを出し、再度連絡をもらったが、今朝は五時半から、旧軽井沢から建築した家を見て周り、追分にたどり着いたのが4時間後だったという。至る所で通行止めがあり、サンラインもまた一部不通とか。

とりあえず台風は離れた。9月10月の行楽シーズンを前に、ゴルフコースや、宿泊施設、道路などが復旧できるといいが。2007年250日目の今日は、暦の上では「白露」というんだそうだ。残り100日ほどを、上手く乗り切りたい。
追分からの連絡はその後何もない。おーい。

N氏より携帯連絡あり。
山荘を建てた建築士Nさんに車の上の倒木をどける作業を助けてもらい、車はだいぶへこんだが、幸い動く状態であったらしく、買出しにもいけたとのこと。しかし林道沿いの停電は続いている模様。

最新情報19:00の電話
夕方、店のある追分旧道は電気が復旧とのこと。そば屋や喫茶店などにとっては、死活問題なのでとりあえず良かった。しかし停電は昨晩からなので、冷凍庫や冷蔵庫は被害を受けているに違いない。
まあ本屋である当店にはあまり影響はない。

池は溢れて、店の裏はすべて池だそうだ。めだかはどうなる??池の水位が上がり、従ってトイレも使用できない。ともかく人と家は無事でよかった。
明日から店はあけるとのことです。

★★ N氏のブログが更新されました。★★

停電明けに店で書いたホットな情報ですので、ご一読を。
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■台風以前のあたりの山林の様子→