otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

新刊本と猫の草

otobokecat2007-09-12

■ずっと秋雨前線に居座られて。久々の夕焼けはなんだか怪しい色。

番頭N氏と相談して、予てから懸案事項であった当店で新刊本を扱う件について、神保町に書肆アクセスがあるうちに本を手にとって吟味しようと思い立ち、日もないので即今日実行。N氏と私とであわせて30冊近く選び出した。夕方車で取りに行き、今晩、サッカーを見終えてから、追分に向けて出立しました。

今週末には私も行き、連休に向けて新刊コーナーを作る予定。

あくまで売り切ることが見込まれる本を厳選して買ったが、つい自分も読んでみたい本に食指が動き、新刊本をこんなに沢山一度に買うのはとても楽しい。当店のような小さい本屋は、新刊本は買いきりになるので、返本は出来ない。つまり売れなければ在庫が増えて、しかも新刊がいつの間にか古本になってしまうと、元(仕入れ値段)を取リ返すことも出来ない、ましてや儲かることなどありそうもない。
新刊本を扱うのは勇気がいるが、それでも新しい佳い本を買うのはとにかく嬉しい。
書肆アクセスの棚から抜く作業は楽しいの一言に尽きるが、この作業を大手本屋でやったら、嬉しいどころかおそらく倒れるに違いない。

本を選び終ったところに、畠中さん登場。手にはなぜか「猫の草」!「おやつかと思いました」とひどいことを言う私。日頃忙しくて、猫さんの愛用品を買う暇なく…とのこと。し、し、失礼しました。なんと6匹もいるんだそうだ。さすが太っ腹な畠中さんであった。

PS.アパートに居候していたメジロは無事巣立っていった模様。