otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

黄金街道で来年の相談

otobokecat2007-12-06

谷口高司さんご夫妻と来年度の「追分散歩」ならびに、「たまご式鳥の絵描き教室」の打ち合わせをして、来年もまた三回お運びいただける見込みが立った。五月下旬、八月第一週、十月最終週あたりという目処を立てた。
 追分村のイベントとの兼ね合いで最終決定が出次第発表しますので、どうぞよろしくお願いいたします!

さすがにあまりに寒く、道も凍結するので安易にお誘いできないが、鳥を見るのには真冬が面白い。食べ物がなくなる冬は、ひまわりの種や粟、牛脂、ピーナッツなどを提供することが許されるので、鳥のほうから近づいてきてくれる。散歩せずとも室内で観察することも可能ではあるのだ。
雪の降る中、シメが微動だにしないで庭先の木の枝に佇んでいるところなど、まるで一枚の水墨画を見ているようであったなぁ。

昼食会を終えて外に出たら、金色の銀杏並木がちょうど今を盛りに輝いていた。これから数日間追分に行くが、帰ってきたらもうこの色にはお目にかかれないだろうなと名残惜しい。排ガスに強い銀杏は街路樹の筆頭だが、この見事な黄葉は灰色の町を明るくしてくれるし都会向きな木だ。東京都のシンボルツリーでもある。

荷物を積み込んで、二時半頃出発して、日没前に軽井沢へ上がってくる。天気が良かったので、遠く谷川あたりの雪山も浅間も関越道から良く見えた。中軽井沢の燃料屋さんでおがくずを重油で固めたオガライトというストーブ用の偽者の薪?を買ってから追分へ。今使っている乾燥させていない薪はなかなか着火しないので、誘導材にするため。
到着してまず、山小屋のストーブを炊きつけ、店に行き運んできた本の束を黙々と運び入れる。見る見るうちに日は落ちて、村の家々の明かりも少ないので五時半でもう深夜のごとし。
ストーブをがんがん燃やして、今宵も小豆を炊く。