otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

師は走らない街

otobokecat2007-12-19

■昨年の写真を流用 軽井沢駅前のツリー2006

大市の支払いに古書会館へ。水曜の市の結果がでた頃だったので、開いた札を見てから本の街へ。市参戦のあとだとくたびれ果てているので本屋を回っても楽しむ余裕がまったく無い。今日は余力があるところで、頼んであった本の引き取りや、いくつか探している本を見ながら、うろうろする。師走であり忘年会シーズンとあって、商店も飲食店もどこも賑わっている今日この頃だが、この街は比較的静かな感じがする。それでも新刊本屋はクリスマス関連の本や、ギフト用の本、一年の総括本、家計簿、日記帖などでまだ活気があるが、残念ながら古本街は…。
取り立てて用は無くても今の時期の文房具店は覗く。カレンダーやカードや年賀状、ラッピング用品や、来年の手帖、プレゼント用の小物などここぞとばかりに陳列してあり、一年で一番店頭が華々しい時かもしれない。ちょっとユニークな紙を見つけた。初めて見つけた。どんなものかは今は内緒!冬眠中にこの紙でオリジナルの栞を作成してみようと思う。引越しの後のお楽しみーということにしておこう。

明日朝のバスで追分へ。昼ごろに到着する。NEGIさんに教えてもらった野溝七生子の短編集が手に入ったので、ちょいと重いが抱えていこう。追分が舞台の表題の『暖炉』をぱらぱらめくってみたが、人の気配の無い今の時期に読むのにぴったりのようだから。
■『暖炉―野溝七生子短篇全集』 野溝七生子 展望社 2002-02