otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

外市へ

昨晩遅く帰京する。出発前にストーブが程よく燃えた「ごんざさん」で夕食を食べ、真冬だというのに追分の妖しい話などで盛り上がる。こう寒くては幽霊も出まい。食後に手製の干し柿を出していただく。種なく美味。柿を筏にして干すと鳥に狙われるとのこと。また鳥の雛は猿に狙われるということで、もちろん猿も干し柿は大好きだろうし、干し柿を作るのも並々ならぬご苦労有り。「柳屋」の建物に柿を干している光景はなかなかいいのではと云うご指摘もあり、今秋あたり、ちとトライしてみようか…と。

Uターンラッシュ+スキー客の帰宅で、関越道は混雑していたが、思ったほどではなく、ETC効果か料金所は混んでいなかった。社会実験の割り引きが適用されていなくて、新座でがっくり。お年玉がもらえなかったこどもの気分。

〔6日〕年始の挨拶後、終了一時間前の外市へ行く。
番頭N氏は週末は店があるので、都内のイベントには滅多に出られないが、1月から3月まではチャンス有り。今日は日中雲ひとつない青空が広がり、イベント向きな一日。
撤収・打ち上げがあるからだろう、わめぞオールスターの皆さんが勢揃いしていた。いつも往来堂さんの店内が見られないので、今日はまず中から見る。
箱がないので自家製の箱をつけたといういわばオンリーワンの『幼年時代』〔堀辰雄 青磁社 昭和17年〕を見つけた。素敵な和紙でくるまれている。
NEGIさんはじめ、向井さん、魚雷さん、か猫さん、阿部さん、N&YのYさんにご挨拶いただき恐縮。チーム一丸と云う感じで羨ましいなぁ。五時になって、てきぱきと撤収作業が開始された。早い早い。
■年末巡業(つまり古本屋巡り)アルバムより
*名古屋古書店街 
  地図に載っているマークの半分ほどが営業していた。アーケードに軒を連ねている本屋と云うのは、買い物をする側には雨天時などとても楽である。
法隆寺  さすが世界遺産
  法隆寺駅前の古本屋はあいにく閉まっており、訪問できず。
*新年の兆し 
  当たり前だが関西は日の出がワンテンポ遅い。時差を感じた。元旦は工場が休みで大気が澄んでいるので、空が綺麗に見える。
廣田神社にて  
  今年の絵馬は二匹!が寄り添った図柄。神社の粋な計らい? しかし、私にはねずみの開きに見えてしまったのであった・・・。スミマセン
和の年になりますように。