otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

出てきたものは。

otobokecat2008-02-19

引越の醍醐味とは、ドサクサに紛れて、長いこと見失っていた「宝物」に再び出会えたりすることだが。私の場合は、15年ぶりの青畳と、たんすの裏の埃の小山の中に転がる多数のビー玉であった。
 
息子の部屋の「樹海」からは番頭N氏の保有していた本が多数、埃とともに発掘された。
一方、指輪が無いと思ったら、こんなところに!なんてことはまったく無いのである。もとより持っていないものは出てくるはずもない。その点ビー玉はかつて少年Rが小学生の頃、ビーダーマン(ビーダママン?)に熱中しており、友達を呼んではビーダマン大会をしたりして、ビー玉を乱射、常にそこここに転がっていたが、たんすの奥にこんなにざくざく入り込んでいるとは。ポケモン関連品、遊戯王のカード、サッカーのカードもあった。
そうなんです、お陰様で引越荷物は無事追分へ旅立っていきました。朝八時半、時間通りにアート引越センターの若手6名が到着して、実にてきぱきと仕事をこなしてくれて、感心した。小さな小物が沢山飾ったままのケースなど、あっという間に収納され、お見事!である。
明日の朝、追分に届けられることになっていて、番頭N氏が荷物を降ろす方の現場担当だ。
幸い明日は三月並の陽気と聞く。今日も最近では一番穏やかだった。天は我らに味方してくれたが、やっぱり猫の手は借りられなかった。それを見越して、前日夕方より動物病院にお泊りで出かけてもらった。
少年Rはたまたま今日は在宅日で、最後まで持ち越していた冷蔵庫の残っているものの選別などを手伝ってくれておお助かり。しかし、食品の賞味期限切れを指摘されて、これには参った。15年ぶりに空になった冷蔵庫は廃棄へ。よく持ちました。
夕方、がらんどうになったアパートに帰ってきたベル公の機嫌が悪いこと―。
ようやく落ち着き、ホットカーペットの上で寛ぐようになり、こうやって私もパソコンに向かうことが可能となるが、寝不足が続きで、もうとろけて来ていますので、今日はこの辺で、おやすみなさい。

埃に溺れる夢を見そうな予感がする…