otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

【英国見てある記5】長〜い一日

otobokecat2008-03-24

成田を発ってから、12時間ほどで英国ヒースロー空港に到着。久々の長いフライトで少々くたばりました。名前はちがうものの、つまりはエコノミークラスであったのです。小柄な私でさえ狭いと思うのだから、他の人はい一体どうやってしのいでいるのかと心配に。特に背もたれを倒すと、自分の席から立ち上がるだけでも一苦労。もう今の年代が限界?に思います。またの機会があるかどうか、今後はもう少しこの部分に投資しないと苦しい?ですな。(ひとりごと)
それでも、35年前に羽田から発ったときは南回りで、ドバイとか、デリーとかにも降りて、24時間ぐらい乗っていたわけで、それから比べれば天国ですが。

今回は機内の映画を楽しみにしていたのですが、(通常国内上映より先に新作映画が見られるので)若干空振りに終わりました。残念ながら行きと帰りが同じものだったということ、メニューにありながら上映できないものが多く、がっかりさせられました。航空会社はあえて言いませんが。どこも同じようなものなのでしょうか?(これもまたひとりごと)

ヒースロー空港に降り立ち、二時間後にトランジットでエジンバラ空港に向かうはずが空の便は乱れており、電光掲示板にはキャンセルの文字が並んでいましたが、なぜかエジンバラ行きの所だけは「wait」の文字が。それでもなかなかゲートの番号が出ず、ようやく出て行ってみるとそこでも延々と待たされ、いざ搭乗開始かと思いきや、来るはずのバスが来ず、また席に戻り、ようやくのこと送迎バス二台に分乗し、空港の反対側に向い、そこに停まっている飛行機に乗り込んだのでした。まだ時計を現地時間に合わせていなかったので一体それが何時だったのかも良く覚えていませんでしたが、軒並みキャンセルのなかで唯一飛んだといっていい状態だったので、大遅れを不満というよりも辿り着けてよかったというのが実感でした。相当クラシックな内装の中型飛行機でしたが、窓から差し込む夕暮れの光を頬に浴びながら、わずか一時間のフライトでも出たサパーを食べ、ほっと一息つきました。機内食にこんなに和んだことはいままでに無いように感じました。

長〜い3月10日は、雨に洗われたエジンバラに着いた時にはとっぷりと暮れていました。(そういえば西荻のアパートを出たときにも、よりにもよって珍しく雨が降っていたのでした。そんなことも遥か昔のことのように思えました。)

後でニュースを見たら、この天候は前日あたりから英国全土を襲ったストーム;ゲールの影響であったことがわかり、各地の惨状をみるにつけても、予定通りにエジンバラに辿り着いたのは相当ラッキーであったことを知りました。