otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

【英国見てある記13】美しい村々へⅢ

otobokecat2008-04-15

バートン・オンザ・ウォーターはその名のごとく川とともにある村で、恩師がこの村のことをよく話していたので是非実物を見てみたいと思っていましたが、噂にたがわず素晴らしいところでした。もちろんシーズンオフに行ったので◎でしたが、トップシーズンに混雑したら良さも吹っ飛んだかもしれません。それぐらい小さな村でした。
村の真ん中に芝生の広場があり、そこに川がひたひたと流れて、石でできた古い小さな橋が架かっています。芝生で昼寝をしたり、川にざぶんと飛び込んだりして鴨さんたちの憩いの場でした。芝生と水面がほぼ同じという親水性は、日本ではもうお目にかかれない光景です。

カフェでお茶でも飲むのがここにぴったりなんでしょうが、我々はちょっとおなかがすいたので、デリに寄ってフィッシュ&チップスを頼み、インド人がやっている店でカレーも有ったのでカレーも一皿頼み、三人でつつきました。これが思いのほかいい組み合わせとなり完食!フィッシュ&チップスは揚げたては美味しいのですが、味が単調なので、カレーを付けて食べてちょうどいい感じでした。イギリスでは、インド人の経営する街角のコンビニエンスストアとか、デリを多く見かけました。

コッツウォルズ地域の村々は、どこでも骨董品屋、イースター用にウインドウをきれいに飾ったキャンディーストアや、カフェ、レストラン、土産物屋がぎっしり並んでいましたが、店のたたずまいや看板の調和が取れていて、それぞれの町が独特の雰囲気を醸し出していました。建物は古いものをそのまま使っているところがほとんどで、個々の店が精一杯個性的に飾っているのに、建物の高さやファサード(前面)が揃っているため実にすっきりしていました。

 骨董屋のウインドウ
     籠屋と本屋
 古本屋のウインドウ

■バートン・オンザ・ウォーターの町の裏手にあった教会とムスカリ