otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

開花か開化か。

otobokecat2008-04-23

今までほとんど冬眠状態だった当店だが、ふと気がつくと今週末から連休ではないか、さすがに起きなければ!
連休中には特にイベントは予定していないが、毎日暖簾を出し(五月にもなって)「今年もよろしく!」のご挨拶などを。
おそらく旧軽井沢の商店もほぼ同じで、軽井沢は一年のうち半年間のみ商売という独特の生活スタイルなり。本日は番頭N氏のブログに有るように、ばたばたと営業活動など。

浅間山の雪は日に日に融けてきた。気温の上昇とともに霞が出て、山のシルエットがぼんやりしてきた。くっきりの浅間山は晩秋までなかなかお目にかかれない。
北海道でもすでに桜が咲いたとのこと、いまどき桜が咲いていないところは日本全国でどのくらいあるのだろうか?ちなみにここはまだですが。それでいて、何もかもがいっぺんに咲くので、気がつくと桜も終わっていたりする。
軽井沢で一番注目される花木は辛夷だろう。いまその辛夷が咲き始めた。あまり可愛げのない乳白色の大ぶりの花だが、なぜかこの地に相応しい花だ。やせ地にも自生し、厳しい気候にも強い、たくましい根性のある樹なのだ。
個人的には軽井沢にはピンクの花より辛夷ドウダンツツジ、ノバラ、ハリエンジュ、シロツメクサなど白い花がよく似合うように思う。
ゴールデン・ウイークといえば、不忍ブックストリート一箱古本市が懐かしい。出店はたった一回しか参加することができなかったけれど、その時の「古本を売る」感動は忘れられない。今でも行き詰るとあの原点に戻る。
いよいよ今年は第六回。今回は二日〔4月27日・5月3日〕開催と進化している。旅猫さんでパンフレットをもらってきたのだが、そのほかになんと46もの企画が同時開催されるとのこと。すっかり地域に根ざしたイベントとなってきているのが凄い。
イベント開催は、常に前進あるのみだと言うことを教えてくれる。これを実現できるのは、背後にある組織力の素晴らしさ。それを垣間見ることができただけでも、参加できた事は財産だ。わが義姉こちどり姉妹は今回も参戦(5月3日)とのこと。恐るべき継続力なり。

◎第6回 不忍ブックストリート一箱古本市

2008年4月27日(日)&5月3日(土・祝)11時〜16時
小銭沢山とマイ・バッグをご持参ください。

詳細はコチラで http://d.hatena.ne.jp/shinobazukun/20080411

古本イベントといえば、池袋の古書往来座での外市も五月三日、四日にある。この二つのイベントは若干人がダブルような気がするが大丈夫?なのかしらと言いつつ、羨ましい。

古書往来座外市 5月3日(土)〜4日(日)

ゲストは口笛文庫(神戸)、聖智文庫(藤沢)

神戸の人気古書店口笛文庫が東京上陸! 古本3000冊、雑貨、ガラクタ、包丁研ぎ。路上に面した敷居の低い街かどの古本縁日へ、ご家族揃ってどうぞ!!

詳細はコチラ http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20080407

そして今年の花見をしそびれた方は、軽井沢までどうぞ!


はぐれてます。早くみんなと合流したいな〜
いったいそれはいつのことになるのやら?