otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

様々な客人。

otobokecat2008-04-29

まだ若干及び腰ではあるが、どうやらようやく春に突入した模様である。桜→もついに咲き出し、今年初めて入り口のドアを開けて営業できた。ストーブの火も継がずにすんだ。
春風に乗って?お客様も今年一番多くお越しいただき、中には懐かしいお顔もあった。「本屋ができてうれしくて」と言ってくださったWさんは、昨年ご注文いただいた本を冬の間にご用意しておいて、それを今日お渡しできた。明日届く二色目の手拭を楽しみにしてくださる。本当に有り難い事だ。
「柳屋」を設計した建築士のMさんは、奥様をお連れ下さった。ご自宅の裏山で掘ったタケノコのお土産付き。早速晩御飯用に小さいのをホイルで包みオーブンで焼いてみた。なるほどこれだとすぐに食べられる。大物はこれからあく抜き。
昨日はふきのとうを味噌汁に散らすと美味しいよと近所で聞いて試してみた。季節の味を堪能する。

そういえば、午前中、山荘に珍客あり。
ウシ君は黒ぶちだったが、この方は茶ぶち。我が家の薪小屋の隅にドンと座っておられた。あまりに堂々としているので、ベルの足がすくんでしまった。白い毛の汚れ具合といい、面構えといいノラさんのようだ。この気候の厳しい追分でノラ生活ができるとは。喧嘩っ早いベル公がまた顔に傷を負わないと良いが。まだ行きつけの医者が決まっていないし。
ウシ君の腰の低さが懐かしいなぁ〜。

  • 『かっこうの木』ジョーン・エイケン作 大橋善恵訳 冨山房 1992
  • 『幼ものがたり』石井桃子作 吉井爽子画 福音館日曜文庫 1981