otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

消え行くものと、現れるもの

otobokecat2008-05-06

浅間山南麓の残雪はあとわずかとなってきた。連休最終日が皮肉にも一番きれいに晴れて山肌がくっきり見える。林道の交通量もだいぶ減り、路肩に咲いているクサボケの写真も撮ることができた。〔連休中は危険で写真など撮れやしない!!〕
一昨日のボケは中国から来た品種だが、日本固有はこのクサボケで、色はこの明るい朱色一種のみ。花はとても似ているが、こちらはその名の通り草むらに咲き背が低い。花は鮮やかだが、あまり目立たない。
山荘の庭のサクラソウ〔町花〕がついに花開く。これだけの華奢な葉と花ががちがちに凍った大地の中で眠っていたのが考えられない。若葉にしても、枝先から噴出してくるようだ。今は「地面から2mまで」の部。大地のマジックショーはまだまだ続く…。

今日は店が静かなので、山荘のほうの片付けをする。暖かくなり、玄関の戸があけておくことができるようになり、ベルも出たり入ったり。なんと今日は「第三の猫」登場し、ベランダ近くまで攻め込まれ、にらみ合いの末、ベルは追い払い行為に出る。林の中を二匹の猫が全速力で走ると言う『野生の証明』をやって見せた。怪我だけはしないで欲しい、保険が効かないので。

毛並みはきれいで、こいつは飼い猫だろう。目にくっきり隈取りが。気が強そう、って目のところが写ってない?↑
二メートル間で唸りながら睨み合う二匹↓