otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

山のご馳走

otobokecat2008-05-07

ムラサキケマンは春花の紫軍団の中でも一番色っぽい。

4月の26日から昨日までノンストッップ営業。しかも開店も早めに、閉店は遅めにを心がけ、お蔭様で昨年の倍以上の売り上げがあり、頑張ってあけた甲斐があった。今日は久々の休日だが、明日からまた通常営業が始まるので、今日のうちにあれこれ外回り、図書館巡りなど。
塵芥処理場へ分別したゴミを捨てに行く。
追分にしては随分と暖かく、昼は奴のお供の付いた冷麦と、トマトサラダを食べる。木々の葉が開ききっておらず、木陰がほとんどなく結構暑い。家の中に入るとひんやりして気持ちよい。

午後は店に行って、届いた荷物の整理や棚の補充。仙洞寺の鐘が響く頃に店の周りの木々の剪定など。店の駐車場は山吹が花盛り。

お隣のAさんより、卯の花を炊いたからとおすそ分けをいただく。さらにそこへびゅん!と車が到着。中から保養所支配人のT氏の日に焼けた顔が覗く。沢山貰ったからとコシアブラを一掴み置いていってくださる。やった、コシアブラだ。
駐車場にうろうろしていただけで頂き物が二つ。
夕食は急遽変更、七輪で火をおこし、ベランダで山菜てんぷらとなる。Aさんの卯の花には桜海老やさつま揚げが入りいい味付け。そこへ小芋のふかしたのと、山芋の千切りにポン酢をかけたもの、竹の子煮付けなども並べて、揚げたてのてんぷらをさくさくと食す。まだ虫の少ない季節なので、暗くなっても虫の襲撃にあわずに屋外で食事ができる。茄子や大葉も揚げる。ビールもちょいと。コシアブラはせりみたいで、三つ葉みたいな風味もあり、てんぷらに向いている。美味!
てんぷらなべの次は魚網をかけ、丸干しのいわしを焼いて、白いご飯と佃煮で〆る。土瓶に番茶を沸かし、お茶漬けも。保温がいいのでたった二三の炭がフルに活躍する。これが正しい七輪の使い方なのだ。

Aさん、Tさん有難うございました。お蔭様で、思いがけず連休の打ち上げができました!本日は「山のご馳走日」なり。

水玉を抱え込んだ落葉松の幼い若芽の柔らかいこと。

八ヶ岳 風のスケッチ (ちくま文庫)

八ヶ岳 風のスケッチ (ちくま文庫)

写真はこれしかないが、同渡辺隆次『きのこの絵本』、『山のごちそう』(ちくま文庫