otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

白い花とみどりの蛇

昨日N氏は郭公の声;「カッコウ」を聞いたと言う。私は先週土曜日、北軽井沢で聞いたが追分ではまだだったが、今朝目覚めたときに聞こえたような。飛び起きて耳を澄ましたが、その後は聞くことはできなかった。
カッコウ」ほど、見かけよりも声のほうが知れ渡っている鳥も他にないのでは?その上偽者の声まで出回り、都内で「カッコウ」を聞いたと言い張る人もいる。たまたま渡りの途中に上空を通過したとき鳴いたとか、たまたまラジオやCDから聞こえてきたとか…。
地方の横断歩道の視覚不自由者のための横断OKの音が「カッコウ」であることも多い。
軽井沢のイメージとしては、カッコウ、落葉松、白樺、噴煙を上げる浅間山、二人乗りでサイクリング、テニスあたりが月並みだが、カッコウが絶滅危惧ランキングでは一位?だろう。私も声はともかく、姿は肉眼では見たことがない。声がありふれている割に姿がレアな鳥だ。
谷口高司さんが明日書き方を教えてくださるのは「オオルリ」こちらは、色鮮やかな姿はしばしば絵に描かれたりするし、名前もよく知られているが、実際の姿を見ることはなかなかできない鳥だ。
私も「たまご式」にトライするが、上手く書けたら、お見せします。
さすがに追分も初夏の陽気だった。
白いオドリコソウが咲き始めた。


ドウダンツツジも白い小さい鈴も愛らしい。
店に向かう途中、山道をふさぐように細い蛇が横たわっていた。ちょっと脅かしても身じろぎしないので、しばし立ち止まったが、しっぽの上をエイッとまたいだ。若葉に染まったような鮮やかな緑の蛇だった。動かなかったのは私に驚いたのかしら。真昼の天神山は人の気配はほとんどない。