otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

荷物がどんどん

otobokecat2008-05-27

雑事の数々の合間に、本屋巡りなど。山に引っ越してからできなくなったことの一つは、あっちこっちの店をぶらぶらする:周遊すること。山ではピンポイントの行動が主で、うろうろはなかなかできない。というわけで、たまに町へでると、ぶらぶら病が。ただしバスに乗り遅れるわけにはいかないので、緊張感が伴うのが難だが。
その上、あっちこっちに寄る度に、荷物がだんだん重くなり、バスに乗る頃にはよっこらしょという重さになる。本は重いぞ。
以前旅猫か猫さんに、研ぎ猫さんへ取次ぎをお願いしてあった包丁の柄の取り付け仕事ができたとのことで、それを往来座さんで引き取るために池袋に早めに降り立ち、往来座さんへ向かう。勿論棚からとどめの数冊を。

  • '85アサヒグラフ「美術特集 岡鹿之助
  • 福永武彦『独身者』中公文庫 昭和57
  • 詩とファンタジー 最新刊2008春桜号


重い荷物を背負って、バス停に辿り着く。この路線は共同運航で18:15は千曲バス担当だが、どちらかというと千曲バスは旧型が多かったのだが、今日の千曲バスはなんと新車だった。
10名ほどの乗客だったので、ゆったりと席を貰う。私はお気に入りの一列目。バスは夕焼けに向かって出発した。
夕食のおにぎりをほお張った後、睡魔に襲われ、気が着いたら上里SAに滑り込んだところだった。気分転換に珈琲を買いにバスを降りる。20:00出立、富岡、下仁田に寄り、松井田は通過した。峠を上る間は本を読んでいたのであっという間にあがってきた。その上軽井沢駅で下車する人がいないのは初めてで、定刻より15分も早く信濃追分に到着した。
山荘に着いてまもなく、ラジオから上信越道が事故で通行止めというニュースが聞こえてきた。
駆け抜けてきた一日が滑り込みセーフで終わった。

■雨粒を乗っけたアケビ