otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

人に本を薦める難しさ

otobokecat2008-06-12

番頭日記にあるように『日和文庫』への連載始まりました。『日和』はまちなみカントリープレスと言う会社が出している「毎月あたま発行」(こういう発想はいいですね)という44頁の長野県民がうれしいフリーペーパーです。このたびリニューアルして、ぐんとおしゃれになりました。『日和文庫』とはその中の本紹介のページで、長野県内の4軒の書籍関連の店が毎月お勧めの本を二冊ずつ紹介していきます。当店が恐れ多くもその一軒となったわけです。他の三軒は、長野市平安堂さん、松本市ヴィレッジ・バンガードさん、伊那市本の家さんです。
その栄えある初めの一歩の二冊は、
 ●『古本道場』角田光代岡崎武志 ポプラ文庫
 ●『「最長片道切符の旅」取材ノート』宮脇俊三 

あいにく『古本道場』の文庫版はこの六月に出たばかりで、『日和』の原稿入稿に間に合わず、単行本の写真となってしまいました。〔これはこれで好きな表紙なのですが、〕『古本道場』にまつわる話は、番頭日記ご参照ください。お二人にサインしていただいた本は、神棚?否カウンター後ろの本棚に祀ってあります。

宮脇俊三さんの本は当店でも沢山扱っていますが、鉄道本と言うだけでなく、紀行・歴史関連の本もありと興味が多岐に渡っており、当店のテーマに合致する作家のお一人です。車窓という切り口は私の好きな視点の一つでもあります。

『日和』は長野県内で広く配布されています。当店でもレジカウンター近くにおいてあります。どうぞご一読ください。楽しい情報が満載です。

■株式会社まちなみカントリープレス
http://www.country-press.co.jp/index.html