otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

晴耕雨読と肩休め

otobokecat2008-07-18

肩こりがなかなか治まらず、昨日は店番をしなかった。
家にいる時間が長い割には、なかなか本が読めないのは肩や腰に負担のかからない読書の姿勢が見つからないからだ。そもそもじっとしているのがよくない。それでも首を枕やソファに固定して、軽いと言う点では文庫本がかろうじて読み進めることができる。本を読んでいると猫が擦り寄ってきて、近くで寝転がってお相伴してくれる。そうやって和田芳恵の『ひとつの文壇史』を読み終えた。編集者とは手ごわい職業だ。
ひとつの文壇史 (講談社文芸文庫 わB 5)

昨日、この肩凝りの元凶となった東京本屋巡りで手に入れた本が届いた。どれどれと早速開けてみる。5日ほどしかたってないが、一度しまってから出してみると自分のセレクトが興味深い。暑く重い中購入した本なので、今回は自分の本棚に入る本が多い。造形作家である新宮晋の『小さな池』(福音館書店)もその一冊。小さな池 (日本傑作絵本シリーズ)店では『ことり』を新刊コーナーに置いている。紙にトレーシング・ペーパーを使ったちょっと素敵な絵本。

町を歩いていて、欲しい本に次々に遭遇できるのが中央線沿線のいいところだ。今までそこに住んでいたので、そのことのありがたみがあまり実感できなかった。
田舎には本屋自体がない。それにしてもこの肩凝りはいつになったら治まるのか。回復に時間がかかりすぎ!今度行くときはストローラー付きのかばんをさげて行こう。

今日はまだ梅雨だったのだ!という空模様。
風はなく、しとしと・・・時には少し強めに、時々明るく、そんな雨の一日。予報では昼から雨だったが、今朝雨音で目覚めた。気温は朝から変わらず18℃のまま。昨日は朝は20度を切っていたのに、日中29度あたりまで行ったので、エアコンも扇風機もない追分では、29度は限界点だった。
今日は一転しっとり涼やかな一日。草木、にわか菜園の野菜、ハーブが潤う。ちょうどいただいたミントの苗を昨日植えたところだったので大助かり。最近紅茶にミントの葉を摘んで入れて飲んでいる。夏向きの紅茶として気に入っている。
ミントはハーブのなかでも強く繁殖力も旺盛。沢山茂ったら、風呂に入れるぞとてぐすねを引いて待っている。

トマトにビー玉サイズの青いトマトが4つ姿を見せた。
一方、前回写真を載せた茄子の花はなんとポロリと落下。次に咲いているのをはらはらしながら見守っているよころ。

晴耕雨読ときどきワイン (中公文庫) 田舎暮らしができる人 できない人 (集英社新書) 里山ビジネス (集英社新書)