otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

探鳥蝶蟲会

otobokecat2008-08-03

慣れない朝六時起きで、昨晩はさすがに眠く、『篤姫』のあと野口みづきさんをみたら、睡魔に襲われ、ブログ更新は失礼しました。
多数参加で無事終了の有難さを感じつつ撃沈でありました・・・。
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夏の朝らしくすっきり晴れて、7時50分集合8時スタートの「谷口高司さんと追分散歩」に合わせて、早起き。簡単に朝食を済ませて店に行き、番頭N氏が谷口夫妻を迎えに行く。当初予約はあまり多くなかったが、昨晩、昨年の夏の会に来てくださった二組からご連絡があり、前日の鳥の絵描きの参加者も見えるとのことだったところへ、エコセミナーのTさん、ヴェルデのTさん、一緒に夜空を見たお客様や、熊騒ぎで見えていたピッキオのOさんなども参加くださり、いつも閑散としている駐車場が満員御礼。総勢21名となった、感謝。これ以上多いと運営上支障が出るというちょうどいい数でできた。


コースはいつもどおり。
林に入ったところに、なんと鳥の巣のアパートを発見。穴の大きさからきつつきの作品らしいが、望遠鏡で覗くと芸術的な作品。そのうちの一つは入り口に詰め物があり、おそらく小さい鳥が間借りしていたのではということだった。エコである。

次は何か飛んでいると思ったら、カブトムシ。立派な角を持った大型オスで、近くではメスも地面を遁走。カメラに収まらないくらい早足。谷口さんいわく、最近はカブトムシはペットとして飼っていたものが逃げたり、捨てられて野性化しているのだとか。こんな立派なカブトムシはあまり見ないから、これもペット出身かも。クワガタやカミキリムシは良く見かけるけれど、カブトムシ♂はは珍しいと思う。
■遁走中デス

その後もさすがに時期が時期だけに、鳥のさえずりはあまり聞こえず、ウグイスなどの声をききつつ植物観察などを中心。まだやわらかいサルノコシカケ(きのこ)、ツユクサにとまっているベニシジミをみて、そのあといつものTポイントで、オオムラサキを発見。同じ「チョウ」でも『蝶』がいろいろでる。オオムラサキはカミキリムシがつけたあとから出てくる樹液を吸っていたらしく、じっと止まっていたので、皆でプロミナで観察した。
鳥といえば、最後に天に向かった高木の枝でホオジロがいい声で鳴いていたので、プロミナに入れて覗くと、大きな口を開け体を震わせて鳴いたかと思えば、背中をかいたり、羽の身づくろいをしたりと忙しい奴で、そのしぐさが愛らしかった。ホオジロは追分ではとてもよく見られる鳥で、声もおなじみ♪トッキョキョカキョクク。日頃は落ち着きなく飛び回っているが、木の天辺だと長居するもんだ。おかげでよく観察できた。
蝉がそろそろ本格的に鳴き始めてきたので、店へ戻りカフェで飲み物をサービスして鳥合わせなど。予想より多い参加者の数に、おたおたしてしまった事務局であった。
ご参加下さった方、どうもありがとうございました。

   
■採ってきたクルミを割ってみたり。
次回は10月25.26日の週末です。たまご式絵描きはルリビタキになりそうです。