otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雨で一幕おりた

otobokecat2008-08-17

一晩中降ったり止んだりだった。朝起きてみたら、珍しく霧が巻いていた。夏の霧は珍しいものどころか、このあたりの名物だったはずだったが、日中30度まで達する昨今では、霧の出番は無い。今日は全国的に涼しかったようだが、軽井沢は最低気温が16℃で、私は長袖を着ていた。

庭のあちらこちらで、すでに秋の気配が見受けられる。気の早いウルシは色づいている。いつの間にかキンミズヒキがはびこっている。本家のミズヒキも首をもたげてきた。
そしてついにトマトも色づいてきた!
 

明日はかろうじてお日様に会えそうだが、予報では来週は曇天の日も多いらしい。季節の峠はすでに越え、下り坂が始まっていることを実感する。盆踊りの終わってしまった暗闇から、虫の音だけが沸きあがってくる。
帰省ラッシュの様子をテレビで報じていた。追分宿でも寿美や工芸店がお土産を求める人で混雑していた。孫や客人が去って、いよいよ明日からの二週間が追分の本当の夏暮らしかもしれない。ここは大学関連の人が割りに多いので、夏のカレンダーは以外に長いのだ。
夜、西荻で懇意にしていた方が帰省の途中立ち寄ってくれて、手土産にいただいた和菓子をありがたく食べる。つい数日前まで電球の熱さえ暑く感じられたのに、今は熱い紅茶が美味しい。
灯火の下、読書三昧といきたいところだが、明日は久しぶりに長野の市へ番頭が出かける日にて、寝坊はできないので、ほどほどにしよう。

■今月の宿題(9/6に「ごんざ」さんで真崎先生を囲む会があるので)

星の王子さま (集英社文庫)

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新訳 星の王子さま (宝島社文庫)

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愛蔵版 星の王子さま

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