otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

晴耕雨読の火曜日に

otobokecat2008-08-19

■うーん秋の匂いがする…
午後から雨模様の一日だった。
交代する頃がもっとも強い土砂降りで、私は合羽を着こんで里へ下りた。いつもは通称「きのこ道」から「登山道」へ出て下り、諏訪神社の脇を左折し、「栗一本原:くりいっぽんはら」の端を通過し、玩草亭の前を通り、御影用水に沿って店の裏へ下りてくるという出勤経路を歩くのだが、下草は伸びているし、未舗装道は石がごろごろだし、土砂降りの中ではとても歩けたものではないので、今日はおとなしく林道→登山道→旧道というアスファルト道の上を選んで歩いた。
店へは下り道なのだが、水も当然低いところ低いところへと向かうので、歩く横に小川ができている。この雨が作った小川の流れに負けじと大人気なく早足で歩いた。
有り難い事に店は今日は(意外にも)盛況で、買い取りもあり、到着したら番頭N氏はフーフー言っていた。やはり晴耕雨読というわけだ。カフェの利用も多く、結局交代せずに六時まで二人で店番となった。
最後のお客様はアウトレット(軽井沢町東端)から辻まことの本をHPで見つけてくださって、はるばる追分(軽井沢町西端)まで足を伸ばしてくださった。聞けばアウトレットは今日もかなり混んでいた由。さすが全天候型施設は強し。果たして売り上げはどうだったのかしら?

義父が作ってくれた当店オリジナルの栞ができてきた。まずは浅間山二柄とオオムラサキの全三種。後ろには八朔ゴムはんさん特製のゴジュウカラ印を押してある。早速レジ横に陳列。舅はボケ防止にいいからと、この嫁の勝手な注文を快く引き受けてくれたのであった。親子どんぶり栞なり。なかなかイイ出来です。

早速次の宿題を送りつける鬼嫁なのであった。

■今日の一冊アンのゆりかご 村岡花子の生涯 [ 村岡恵理 ]
赤毛のアン』関連の本はこの夏とても当店で人気がある。日本での「アン」の普及には村岡花子氏の功績が大きい。

和文庫の原稿を送る。
フリーペーパー『日和』は残念なことに9月5日発行の10月号をもって休刊とのことで、本紹介の原稿書きも今回が最後。140字という小さなスペースとはいえ、気に入った本を探して、締め切りを守って脱稿という作業はなかなか貴重な体験だった。あと数冊取り上げたかった本が今秋順次発行される。ブログで引き続きやってみようかしら。おそらく締め切りが無いとだめだろうなぁ・・・。