otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ミルキー・ウェー★

otobokecat2008-08-20

今朝は朝陽からもう秋の日差しだった。

すっかり物置になりつつあるベランダのごみを、町の塵芥処理センターに運ぶことに。おそらくこのブログ読者はは町外の人が多いと思うので、ちょっと現状報告を。
軽井沢町は、ゴミは町指定のゴミの袋を購入して、分別して出す。青字印刷の袋は燃えるゴミ、黄色い袋はプラステックゴミ、赤字印刷の袋は燃えないゴミという風に、ゴミの種類専用の袋を購入して、さらにそれぞれの分類の中でもさらに異種のゴミを混ぜてはいけない。ちなみに不燃ゴミには13項目もある。一例を挙げると、使用済み電球、革製品、ガラスビンも無色・茶色・その他に分ける。袋は有料なので一杯になるまでためたいということになると、ベランダはゴミ袋だらけという有様となる。袋は中サイズで35Lぐらい入るが、20枚500円。つまり一枚25円。これが処理代というわけだ。使用済みの乾電池用には小さい袋を使ったりするので、袋のストックもあれこれ必要となる。
粗大ゴミは、持ち込んだ車ごと秤に乗り、廃棄が済んだらまた秤に乗って、差がゴミの量になり、支払う額が決まる。精算では住所・名前も書かされるので、住人のみが受けられるサービスなり。塵芥処理場には、新聞、書籍、紙束、段ボール、陶器など廃棄する場所がある。釜飯の釜専用のかごもある。ペットボトル、牛乳パック、食品トレイはスーパーマーケットで回収してくれる。
車を持っているからなんとかなるものの、ゴミを捨てるということは生活の中の大仕事で、むやみにものを買ってはいけないと何時も反省させられる。

今日は朝のうちにゴミを搬出用にまとめておいて、N氏に処理場に運び込んでもらい、私は着替えて早番で店に行く。さすがに静かだったが、本の注文を受けていた方が取りに見えたり、品薄になった棚の補充をしたら、だしたとたん売れていったり。面出し陳列は、お客様とのコミュニケーションがダイレクトだと思う。しかし反応の速さが嬉しいような、ちょっともったいないような…。

三時頃、番頭N氏に交代して、買い物に行く。

夕方さっさと閉店して、山荘で食事を取った後、木々の合間に見える夜空に☆が瞬いているので、チャンス!と車に乗り込み、車で数分のところにあるヴェルデ練馬に向かう。7時半から毎晩星を見る会が行われているのだ。
着いたころには、ちぎれ雲も無くなって、頭上には満天の夜空が広がっていた。星の案内人Tさんいわく、この夏一番の夜空。
なんと天の川まで見えた。Milky Wayというがまさに夜空に牛乳をこぼしたように、夏の大三角形にうっすらと白い川が流れている。十九夜の月が上がってくるまでの時間が星を見るベストの時間ということで、九時近くまで楽しんだ。(あいにく流星群はもう見えなかった。)

北側の暗闇に浅間山のシルエットがくっきり見え、北斗七星が山の肩あたりにあった。北極星は山の東側にあり、てっきり浅間山は追分の真北にあると思っていたのだが。

こんなに広い星空が仰ぎ見られるところで生活できることはなんて幸せなんだろうというTさんの一言が身にしみた。秋の四辺形、冬のダイヤモンドも是非見に来たいと思う。