otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

明るくなりつつある林にて

otobokecat2008-08-25

天気予報(があたるかどうかわかったもんではないが)によると、今週はずーーっと雨模様である。ちょっとがっくり。
本屋としては雷雨は困るが、雨天はむしろ繁盛する気配がある。昨日もホテルに帰ってすることが無いからここで本を買っていき、これから読むとおっしゃったお客様がいらしたが、正しい避暑地の本屋の使い方です。

そういえば蝉が鳴かなくなっている。果たして蝉はこのことを予期して羽化しているのか?ようやく眠りから覚めて出てきたら、寒くてぶるぶるというどじな蝉はいないのか?気になるところだ。
気温が下がったせいか、小蝿が増えてうっとおしい。五月蝿いとはよくいったものだ。蝿は真夏にはいなくなるので、蝿は夏が苦手らしい。そして夏の暑さは去り、蝿リターンズである。

昨日は大雨の中、エコセミナーに見えたのは常連さんばかりで、8月こそ夏の滞在者の方に覗きがてら来て頂きたかったのだが、雨にやられた、ということにしておこう。
店の方は、ここ数日はずっと、本棚をしっかり見てくださるお客様に恵まれて、ブック・カフェもその名の通り、本を読む方に使っていただいている。
あたりに夏休みらしさはもうあまりなく、地元の子達はもう学校が始まっているはず。

五輪も幕を閉じ、8月も残すところ一週間となった。
子どもたちのいる都会の家庭は慌しい時期だろうけれど、今となってはそれも懐かしい。

寝床は猫に譲って、店に出るとしよう。
黄みがかかり明るくなった林をぬけて。