モロコシとぜんざい

トウモロコシを七輪で焼いて食べるということを、夏の間にやりたいと思っていて、でも日々の生活に追われてできていなかった。無休で店を開けていたので、今月は昼食と言う行為が一回も無い。このままでは秋になってしまうもの寂しいと思い、意を決して先週夕食時にベランダでやったのだった。
ＢＢＱなどというしゃれたものではなく、ただトウモロコシを焼きたかったのだが、七輪は火持ちが良い。火があまってしまい、もったいないと言うことで、冷蔵庫にあった塩鮭を焼いて、丸干しも焼いて、それでも火があまり、そこで買い置きの小豆を出してきて、水と一緒に鍋に入れて焚いた。
食事が終わり、人が部屋の中へ引き上げてからも、七輪の上で小豆の鍋はぐつぐつ、湯気をたてていた。
やわらかくなったところで砂糖を投入。ところが家に有る砂糖を全部入れたが甘みが足らず、間の抜けた味のままになっていた。後日買い物に行った時に砂糖を買ってきて足し、ようやく今晩ぜんざいが食べられたのだった。
我が家はかなりぜんざい好きだが、ストーブの季節のものである。８月からぜんざいを食べるとは思わなかった。

チリビーンズとか、大豆の入ったスープとか、ヒヨコ豆のカレーとか、この年になって豆が以前より食卓に上るようになってきた様に思う。豆といえば、花豆がこのあたりの産物としてあるけれど、なにかうまい調理法はあるだろうか？

菜園情報；虎の子の茄子は成長が遅くもう諦め気味だが、今頃花がまた咲いている。トマトはこんなに赤くなった。

今日は店番をＮ氏に頼み、店の二階に篭って、本の掃除、値付け作業など。この夏に売れた本のスリップの整理をしてみると売れ筋がなんとなく見えてくる。夏の本を引き上げながら、秋本を投入していく。