otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

草を刈る日

otobokecat2008-09-08

快晴を期待したが、早朝は霧も巻いてなんだかすっきりしない空模様だった。珈琲だけ飲んで、サンドヰィッチとりんごを持って車に乗り込み8時に出立。それでも今日の出品は無いので、比較的のんびり出かけることができた。
行く先々で―林道でも高速道路でも、都内の道路脇でも草木を手入れしていた。ようやく草木の成長も止まり、切り時なのだろうか。そんな九月の第二月曜日。

いつものように北の丸公園に駐車して、徒歩で神保町へ向かう。途中、取次店で新刊本を入手したり、東京堂のウインドウの人気本をチェック。池谷さんの『古本蟲が行く』がベスト10に入っている。

本日の市場は児童書・絵本はあまりなかったが、手芸本が結構あった。手に入れたかったが、本日の入札はことごとく負けだった。高すぎる!

番頭N氏が催事などの文庫本用によさそうな什器に入札して、見事に二本手に入る。さすがオデッセイには楽々積み込めた。

頼んでおいた岩波文庫などを取次ぎ店で引き取って、夕暮れの東京を後にした。高速料金割引の関係で8時前に東松山を通過しなくてはならないのだ。

軽井沢に戻ってきて、国道の温度計は「12℃」を表示していた。中軽井沢でラーメン屋に寄り、追分に戻ってきたら、10時。戸外の空気は冷たくブルブルだ。玄関脇の温度計はなんと8℃。半袖はもうここには相応しくない。

ふと見上げると満天の星空。半月もちゃんと出ているが、星も負けじと光っている。それにしても久々の星空だなぁ。

そして久々に明日はオフだ!けれど、車に積んだ本や什器をやっつけなくては。入金してくださった方への発送もある。
とにもかくにも14時間の仕入れ旅は無事に終わった。

■本日入荷の新刊 
立原道造堀辰雄翻訳集―林檎みのる頃・窓 (岩波文庫 緑 121-2) 発売日: 2008-08-19
立原道造・堀辰雄翻訳集 林檎みのる頃・窓 (岩波文庫) [ 立原道造 ]