otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雨のなかの日和


台風のゆっくりの接近の影響で、梅雨のようにしとしと雨の一日だったが、なぜか浅間山は朝も見え、夕方店じまいして上がってきてもまだその姿を見せていた。噴煙もしっかり見えた。南風だったからだろうか?

6月に出でた7月号から始まったフリーペーパー「日和文庫」での本の紹介だったが、カントリー・プレス社の諸事情で、月刊ではなくなる事に。
今日、お休み前の最後の「日和」10月号が届いた。担当のTさんはこの号を最後に、出産のためご退社。わずか4回のお付き合いだったが、駆け出しの我々には恐れ多い本の紹介という得がたい機会を与えていただいたことを、深く感謝いたします。
追分コロニーお勧めのラストの2冊は、

 
新刊本からと言うわけではなかったが、軽井沢地域に関わりがあり、最後になるかもしれないので、相応しい二冊を選んだつもり。この雑誌は若い人がターゲットなのであえて取り上げたちょっとオーソドックスな二冊だったが、Tさんが「物思いの秋のために」と言うサブタイトルをつけてくださり、その心は伝わったようだ。『日和』は県内の新刊本屋、美容院、駅などで配布されている。(若干数当店にもあります。)
『草軽電鉄の詩』は今年再版され、今なら当店新刊本コーナーにあり。『ソナチネの木』を読み進めると、北軽井沢の浅間牧場あたりの草原が脳裏に広がってゆく気がするのは、私だけだろうか?

朝はとうとうと流れていた御影用水が、夕方は水位が極わずかとなっていた。台風の大雨に備えて、放水制限をしているのだろうか?テレビでは佐久地方は今夜あたり大雨の恐れがあると報じている。去年のことがあるので、台風と聞くとちょっと緊張する。ここでは雨より風が怖い。

今日は店は静かだったが、珍客あり。それは明日のお楽しみ!