otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

青いどんぐりの頃

 
栗もくるみもキノコもいまや実りの季節真っ只中だが、どんぐりだけは誰も拾わないので、林のあちこちにどんぐりがざくざくと落ちている。栗などはぱくりと開いたイガばかりなり。中身を持ち去るのはリスか二本足か?
どんぐりはこのあたりではコナラが一般的だ。風が吹くとばらばらと落下する。花びらや落ち葉と違い、ちいさいと言えども重みがあるので、雹のようにバシッと落ちて地面に突き刺さる。トタン屋根に落ちると派手な音がする。アスファルトの上に落ちるとちょっと痛そう。落ちたばっかりは鮮やかな黄緑色をしている。やがて茶色になるが、この緑色のどんぐりが私は好きだ。大人げなくいくつか拾ってポケットに入れ、リスのように忘れてしまい、洗濯機のそこに転がっていたりする。ちょっとまねしてビーズでネックレスを作ってみたが、本物にはかなわない。

今日もキノコ撮りへ。
やはりイグチは一本も見当たらない。ここ数日の良い天気ですっかり林は乾いてしまい、キノコ出現はちょっと停滞気味。
その代わりに新たな蝶の写真が撮れた。きのこと違って蝶ばかりは運が良くないと遭遇しない。おそらくヒョウモン系の蝶のようだ。図鑑で蝶の名前を調べていたら、春に撮った写真↓の蝶が「イチモンジチョウ」であることが判明。名前からしてとても似ている「アサマイチモンジ」の方だと思っていたら、見分け方のところの説明により「イチモンジチョウ」であった。図鑑とはやはり便利なものだ。今回のヒョウモン系は、写真を拡大してじっくり調べなければ到底わかりそうも無い。わかる方はご教授くださ〜い。
 

★お知らせ!!
今週日曜は、10時からエコノミーセミナーです。今年も残すところ後二回。次回は11月2日です。昨今のアメリカの市場の混乱のことなども含めて、わかりやすくご説明しますので、どうぞお気軽にご参加ください。
ブック・カフェはセミナーに使用しますので、格子戸から奥は開放できませんが、店は10:00から開店します。手前の部分だけですが、午前中からどうぞ。

まだ九月ですが、玉村豊男さんのヴィラデスト農園より、2009年の素敵な柄のカレンダーが入荷しています。手ごろな大きさ(A4版)で、終わった月の絵を額に入れて二度楽しめます!ので、お勧めです。(¥1000)
■今晩の枕頭書:『小説の愉しみ』福永武彦対談集(講談社)1981