otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

雪の花


放射冷却でぐんと冷えた朝、今日は白い浅間がくっきりと見える。見上げると吸い込まれそうな真っ青な空から銀の粉が降り注いでくる。木々の枝に咲いた霧氷が太陽の日差しを浴びて融けているのだ。朝の一時だけ楽しむことが出来る自然現象。
今日も追分小鳥食堂は大盛況。どうやらお山も安泰。過去最速で一日でえさ台が空となってしまった。いったい一羽は一日どれぐらい食べるのだろうか?昨日1リットル入りのひまわりの種6袋仕入れてきたが、この分だとすぐにまた買いに走らなくては。売り場の方はハムスター用だと思ったらしいが。
ひまわりの種は結構大きい(1.8x0.8cm)が、種の中身は(1.2x0.5cm)と一回り小さい。カラ族は一粒ずつくわえて近くの枝に飛んで行き、足に挟んでくちばしを使って上手く二つに割って中だけ食べる。シメやイカルなどはくしゃくしゃ噛み砕いて食べる。ベランダの周りの地面には殻が相当散乱している。これでは住宅地や、高層アパートのベランダではえさやりはとてもできない。
バットに暖かい水を張った水のみ場もなかなかの人気。どうやらここがすっかり知れ渡ったらしい。今はこんなに大人気だが、芽吹きが始まり羽虫が飛び始めたらフレッシュな生餌(虫)には勝てない。もう見向きもされなくなる。
静まり返った雪原で天を仰いで霧氷の写真を撮っている私の横で、えさ台に飛び移る野鳥の羽音だけがする。えさ台の止まり木の争奪戦はなかなかのものだ。アトリらしい鳥影を見つけたが、この止まり木タイプでは来てくれないかな。ミヤマホオジロなどはひまわりの種よりも粟などがすき。
地表では風は感じないが、浅間山の煙は山の向こう(北側)に流れているらしく噴煙がほとんど見えないので、つまり本日は上空は南風が吹いている模様。

 

わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集

わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集

 
きいろいことり (ブルーナの絵本) 

連休明けにご入金を頂き、今日は発送作業を沢山する。
店を週末しかあけていない冬期は、インターネット販売の注文が有り難い。