otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

束の間の暖気に気も緩む


日替わりで天気・気温がコロコロ変り、今日はさいころの目でいけば「6」!?この時期にしては驚くほど暖かかった。なんと店の裏の池の氷が久々に解け、水面に石垣が写った。降ったばかりの雪がみるみるうちに融けて、土道はずぶずぶとぬかるんで春先のようだった。桜が咲いた沖縄には程遠い暖かさだが。
ヤマガラシジュウカラ
今日も野鳥は元気にやってきて、一日でえさ台のひまわりをを食べ尽くした。彼らは雪でも晴れでも、寒くても暖かくてもやってくる。だんだん慣れてきたのか大胆になり、二つある餌の取り口の空中争奪戦もかなりのもの。どうりで減りが早いわけだ。今日はまたシメも見かけたが、シメは相変わらず辛抱強く木立にひっそり佇んでおこぼれを待っていた。少しでも食べられたのであろうか?
冬は本当に鳥が良く見える。えさ台に来る鳥はいつものメンバーだが、歩いているときに桃色がかった鳥(マシコ系かな)やエナガをみかけたし、林から飛び立ったのは鮮やかなオレンジ色の胴が見えたが、あれはジョウビタキ?こんなとき谷口さんが一緒だったらたちまち見分けてくださるが…。

谷口さんといえば、以前も一度宣伝したが、冬本番ということでもう一度。
国内外のネイーチャーツアーを得意とする新和ツーリストが、泣く子も黙る?「軽井沢の二月」に日帰りツアーを企画している。
冬の軽井沢の静けさは他にたとえようがなく、極上の透明な世界を満喫できるので是非といいたいところだが、お勧めしようにも車の運転も氷道になれない人(たいていの人はそうですね)にはとても危険だし、新幹線で来てもバスもろくに走っていなし、道は歩くには滑って危ないということで、とても是非お越しくださいとは言いがたいデンジャラス・ゾーン。その点このツアーだったら、新宿からもう親船に乗ったようなもの、。しかも当店の追分散歩でもお馴染みの谷口高司さんが同行されるので、これもまたお勧めしたいこの一つ。そしてパンフには明記されていないけれども、軽井沢の最終訪問場所は当店!なので、これもまた日頃行きたくても不便すぎて行けない!とおっしゃる方にはこの際この手でどうぞ、と小声でお勧め。

冬の特別企画 フィールドアート社との共同企画 日帰りツアーのご案内 

軽井沢 冬の野外観察と野鳥イラスト教室 日帰り

 旅行期間:2009年2月18日(水) 
 旅行代金:12,500円(昼食付)
 集合:新宿駅西口7時30分
 解散:新宿駅西口18〜19時頃予定

講師:谷口高司さん :野鳥図鑑画家。探鳥しながら鳥の絵を描く「谷口高司と野鳥を楽しむ会」を主催。鳥、虫、植物に詳しくフィールド経験豊富でとってもやさしい方です。

野鳥や冬芽などを観察しに、一緒にフィールドに出ませんか。鳥に少し興味のある方で、観察方法がよくわからない方にもおすすめです。

≪特徴≫ 
①木々が葉を落とし、野鳥を見つけやすい冬 
②谷口さんの楽しいイラスト教室でエナガを描きます。
道具はドイツ製画材を全員に貸出しします。 
③地元で評判のレストランでの昼食とカフェでのティータイム

①…野鳥のほか、木々の冬芽、活動する動物たちの落としものなどが観察できます。軽井沢野鳥の森は、留鳥シジュウカラやキツツキの仲間、冬鳥のツグミやアトリの仲間が見られる場所です。
②…イラストやスケッチが初めての方におすすめです。講師の谷口さん考案「タマゴ式鳥絵」は簡単にバランスがとれた絵を完成できます。かわいいエナガを描く予定です。
③…ソース自慢のレストランの洋食です。
③…エコな本を集めた本屋兼カフェ(:当店のことです)では暖かい飲み物もご用意します。

<スケジュール>
午前 新宿発。専用車で軽井沢野鳥の森へ。
   到着後、野外観察を楽しみます。
昼  レストランで昼食後、イラスト教室。
午後 信濃追分に移動し、追分周辺で野外
   観察。ティータイムもあります。
夕方 現地を出発し、新宿へ。

自然全般を楽しむネイチャーツアーです。全身で冬の息吹を感じてみませんか。ツアーリーダーとして新和ツーリストIさんも同行します。皆さんのご参加をお待ちしています。
問い合わせ:http://www.naturing-tour.com/index.html