otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

淡雪で浄化

otobokecat2009-02-12


昨夕からの雪は夜半には止んだようだ。朝カーテンを開けるとそこは銀世界だったが、積雪は多くはなく5cm未満の淡雪。雪に触ると柔らかく、水分が幾分多いめの雪で、10時頃から陽がさしてくると見る見る融け始めて、昼近くにはもう地面の覗いているところもある。木の枝に積もった雪が西風に飛ばされてぼそっと落下している。
朝方は霧の向こうだった浅間山もまもなく姿を見せた。降雪の後なのに山頂付近が下界ほど白くなく、地肌も斑に見えており、望遠鏡で見てみると雪に灰色が被っているのが確認出来る。今日の煙は北風に煽られ、南斜面にまるでベールを被っているようにうっすらと広がり、私には心なしか灰色がかっているようにみえる。
林道の向こうの雪原を雪靴できゅっきゅっと歩き、そんな山の写真を撮ってみた↑。
 
松のこども    ドライフラワーとなったハギナタコウジュ
昼過ぎに店に行き、発送作業。しばらくして広報が流れ、9日からの浅間山の噴火活動はとりあえず収束してきているとのこと。
二時頃に永楽屋ガーデン岡田さんが見え、今年の園芸教室の打ち合わせ。その最中、裏庭の餌台が賑やかになり、みるとアトリご一行様がえさ台に集結。えさ台の周りに10数羽蠢いているのは壮観。餌の取り合いか?50cmほど二羽で飛び上がりながら戦うような見慣れぬダンスを繰り広げているのを見るのは初めて。後ろにはシメも数羽いた。鳥にはあまり馴染みでない岡田さんに「首が褐色なのはアトリ」「顔が隈取のようなのはシメ」と教えてあげた。岡田さんは双眼鏡で覗き、谷口さんの図鑑の絵と見比べて、早速鳥の特徴をインプットした由。アトリ、シメは比較的動作がゆっくりなので見やすい。日頃庭仕事をしながら、普通の人以上に野鳥を見るチャンスの多い岡田さん、これからは仕事の合間に鳥も観察してください。
冬場はこうやって鳥を間近で観察できるのが嬉しい。ひまわりの種で釣れるのも今のうち。春になったら見向きもされなくなる。