otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

キミは迷彩色

otobokecat2009-02-17

またしても昨日昼近くに噴火していたらしい。となると、つまり昨日は月曜日だったわけで、三週連続月曜に噴火していることになる。だからどうだと言われても…。「噴火は月曜日に多い傾向がある」とだけ日記に書いておこう。

また寒い日々に戻った。池の氷もはり、地面もかちかちだ。暖かい方が生活は楽は楽だが、妙なもので(程度にもよるけれど)ちゃんと寒い方がほっとする。やはり「異常」は良くない。後からなにかが狂ってくる。
二日間、ベル公の行動を監視していた。片目でも陽気に誘われ懲りずに外へ出たがったが、弱り目に祟り目となっても困るので、ベルとともに私も屋外へ出て作業をしていた。敵は私の姿を見ると山小屋に近づかないのだ。案の定誰も攻めてこなかった。ベル公はのろのろと落ち葉の上を歩き、あちこちの匂いをくんくんしていた。時折林の向こうに鼻を突き出して、風の匂いも嗅いでいた。
  
野良作業も苦にならないくらい暖かい日々だった。土が緩んだ隙に猪に荒らされた落ち葉の堆肥山を再構築したり、積もった落ち葉と緩んだ土を熊手でかいてそれで道の窪みの修復作業などをした。土が軟らかいと野良仕事が面白い。落ち葉の下にスミレの小さな葉が隠れていたり、地面にしがみつくように野草がロゼット状になっていたりする。
その熊手でかいてできた土の上の筋模様が、今日はそのままの状態で凍りついている。冷凍保存だ。今夜あたり久々に−10℃近くまで行くのでは?午後六時ですでに−4℃だった。
全国の天気予報だと、ここは一応長野県だが長野・松本の気温は当てはまらず、むしろ北海道は旭川あたりと同じだったりする。その旭川の最低気温の予想が−12℃だったので、まあそんなところだろう。
お陰さまでベル公は医者に行かないまま、自力で回復し両目となった。こう寒くてはキツネ野郎【:キツネのような猫】もうろつかないだろうが、当分用心しなくては。
嬉しいことにネット販売の本注文が週末に多く、そしてその支払いが週のはじめに多い。寒い時期はネット注文が増える。冬期の店販売がめっきり静かになる当店【週末しかやってないので無理も無いが】のような高原の古本屋には有り難い事だ。今まで考えても見なかったけれど、花粉症の流行なども通信販売をする側にはチャンスかもしれないなぁ。そんなわけで今日はせっせと荷造りをする。厚い本が多く郵便局へ出しに行く。
明日は貸切営業日なので、夕方は店内でその準備をした。本棚を少し動かして座席の確保をしたり、喫茶の準備など。初めてのことなのでちょっと緊張している。スリッパが足りないことに気が着いた。夏ならスリッパなしでも、むしろ無いほうが気持ち良いが、今だとやはりないと足元が冷えるかも。うち中のスリッパをかき集めてなんとかしのごう。15人近くの人数が店の中で、本を読んだり、買い物をしたり、お茶を飲んだりするということが同時にしかも快適に出来るかどうか?事前に訪問者数もわかっているので準備もできるし、これこそオフシーズンの理想的な店の利用法なり。

■上が今日の南麓から見た浅間山(2/17) あくまで素人観察だが、こういう煙の出方はわりと珍しい。中心から西寄りから煙が出て、西へもたなびいている。これは単に東風ということなのだろうか?
■下がよくある東にたなびくの図(2/6)