otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

鳥見の「とり」でようこそ

「冬の旅」というと演歌の世界のようだが、本日東京新宿発の冬の軽井沢旅は、野外野鳥観察、美味しいランチ、たまご式鳥絵塾と盛りだくさんの楽しいツアー。そのおおとりを当店でしめていただき、久々に沢山の人が集った店内だった。
好天に恵まれたが、数日前の季節外れの暖かさの反動か、寒めの今日は野鳥の森でも残念ながらあまり鳥は出てくれなかったとか。当店のブックカフェの前の庭に、数週間前からこういうこともあるかと鳥のえさ台を設置、ひまわりの種を置いて野鳥に事前に宣伝しておいたので、今日もアトリやシメ、カラ族の皆さんが登場してくれ、面目躍如。暖かい部屋の中に居ながらにして間近に野鳥が見られるのは冬の生活の楽しみの一つ。
店内では、本日から勢ぞろいした羊屋さん特製のブックカバーの販売も好調な滑り出しだった。(文庫本カバーにも季節感溢れる手拭生地使用のものと、コロニーオリジナルの二タイプあり、新書用、平凡社ライブラリー用といろいろあります。)僅か二時間足らずの滞在時間だったが、本と喫茶と雑貨に時々鳥見もできるというマルチな空間は皆様の目にどのように映ったことだろう。マルチというよりも萬や?かしら。
■本日売れた新刊本

ひっつきむしの図鑑

ひっつきむしの図鑑

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

新・山野の鳥 (野鳥観察ハンディ図鑑)

四時ごろバスは東京へ向けて出発。今日は足元もドライで、行き帰りの高速道路も空いていたようで、予定より早く新宿に帰り着かれた由。どういう天気でも対処するつもりだったとはいえ、浅間が爆発したり、大雪や雨が降ったらなぁとちょっと心配していたので、好天で無事終了できたとのことで一安心だった。大人数のお相手をすることに慣れていなくて、もたついており申し訳なし。(喫茶は「珈琲」希望が幾分多かったかな。)

夕方、FM軽井沢の生放送への出演依頼があり、食器の片づけをそこそこに軽井沢駅へ。FM軽井沢は駅舎の中にある。本日の信濃毎日新聞に本屋の建物:『柳屋』が優良事業として軽井沢町から特別賞を頂いたという記事が載ったことで、当店を目に留めていただいたのだろう。建物に恥じない中身にしなくてはと身が引き締まる。デスク・ジョッキー宮尾さんの淀みのないトークに圧倒されました。ラジオ局の中に始めて足を踏み入れたもので、ついきょろきょろ…してしまったのでした。いつにない動きのあった水曜日だった。