otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

本日は今のところ青空なり


桜がほころび始めたという東京へ月火とでかけ、仕入れた本と春休み中の少年Rを載せて山小屋に帰宅。国道の温度計の「1℃」の表示が少年Rの目に入り、今週はじめの東京も桜が咲くのを躊躇ってしまうほど寒かったが、追分は相変わらず「しっかり」寒いことを数字が示していた。
翌日はそれに輪をかけて冷え込み、零度を境に7℃くらい上と下にふれていた。番頭氏が書いているように、霧から始まり、雪も降り、積もり、さっさと消え、また霧、そして小雪というように寒い中でめまぐるしく変り、久しぶりにやってきた少年Rは屋外に出ず猫の相手などしながら、薪ストーブの火の番をしてのんびりしていた。我々は本を運びいれたり、連休後だけあっていつもより多いネット注文の在庫確認、返信をしたりしていた。
そうそう、いつも行く焼き肉やが平日なのに混んでいて、若い人も多く春休みだからかなと思っていたが、レディース・デーとのことだった。以前も書いたが、ここは残すと残った量にたいして課金されるので、食べられる分量を考えながら皿に盛ることとなり、食べ残しがないのが気持ちいい。こういった大きな店だとつい調子に乗ってマナーを守らなりがちだが、若い子の利用も多いので、「お残しは許しません」〔忍たま乱太郎的〕は適度な歯止めになっていると思う。

それにしても昨日はWBCの話題一色だった。いいニュースも少ない昨今、これにすがりたいあやかりたい人は多いだろう。ハラハラ・どきどきしながらも結果良し。そもそも三月は巷でもそういう悲喜こもごもが詰まった月だと思う。

焼肉をたらふく食べたら、睡魔に襲われてさっさと寝てしまったが、今朝早くから目が覚めたら、真っ青な空に出会えて嬉しい。まだ山は白い。
花はまだろくに見られない追分だが、陽だまりの石垣には小さな春。