otobokecat’s blog

たまに本を読む猫

ひぃ〜らいた、開いた。花も店も。

otobokecat2009-04-09

開いた花はまずはカタクリの花。はじめ5.6個植えたのが、この15年で少しづつ増えてきている。種を蟻が運んでくれているのだろうか。

ついにダンコウバイも花開いたが今日は写真を撮り忘れた、写真はまた明日。
馬鹿陽気に誘われて、木の芽花の芽がいっせいに膨らんできている。ボケやオトコヨゾメにニュウガミズキ。店前の植え込みにも変化が現れて、サクラソウの縮れた葉が地面から垂直に上がってきている。岡田さんが次々に花が咲くように仕掛けてくれた。楽しみだ。
ボケ(蕾)、サクラソウ(葉)
キバナカタクリの蕾
今朝バードバスにはうっすら氷が張ったが、池に氷は張らなかった。覗き込んでみるとメダカの姿がちらほら見える。クロメダカとヒメダカと、あいの子のタイガー(オレンジにクロブチ)もみえる。晩秋にごんざさんにバケツに沢山のクロメダカを頂き放したが、良かったどうやら冬をサバイブしたらしい。

店はかなり静かであった。私は発送作業を終え値付作業を少しした後、先に上がって帰り道、ご近所に油売りに。
まず骨董の時幻さんのあとに入った雑貨屋「ふくろう工房 ままごと屋」の前に店主Hさんの車が止まっていたので、声をかけてみたら、11日土曜からの開店に備えて準備中のHさんが笑顔で迎えてくれた。所狭しと骨董が陳列されていたのがなくなって、きれいに片付いた店内はかなり広い。なにしろ古い建物【江戸時代】なので寒い日は暖房も効かずかなり寒いため、三月の寒さにめげて準備もちょっと遅れ気味とか。でも自分の城ができて晴れやかな表情のHさん。この古い建物を活かして、手作りの雑貨やふくろうの置物などを陳列して楽しい店になりそうだ。村中線には商店が少ない。古い建物を使った商いは追分宿のなかでここだけだし、大いに頑張って欲しい。
それから、先週から今年も開店した追分宿の老舗「寿美や工芸店」のSさんのところへ。寿美やは元来は八百屋なので、スーパー部門を閉めたあとも、工芸店の店先で市場から入れた野菜や果物も売っている。冷蔵庫には豆腐や揚げなどとともに酒類販売の許可も持っているのでビールも入っていたりする。昨今はお客さんからの要望があるらしく、味噌や砂糖に塩もあるといった按配で、店内には菓子、食器や衣類、雑貨まであり「萬や」と化している。八百屋部門の仕入れは主のゆきこおばさんでたぶん80近い。それ以外の仕事と販売を取り仕切るのは私と同世代のSさん。ワォークツアーが通過したりすると、20人近い客がいっぺんに来るのを独りで捌く凄腕だ。独りの方が気が楽という。亀田屋、ごんざ、ささくらとどちらかというと女が頑張る店が追分宿には多いなぁ。

12月末から3月までは眠っていた村が、春の日差しとともに徐々に目覚めてきている。本格的なシーズンスタートまであと20日。何処の店も今年も商売繁盛でいい年になりますように!