ソーラーパネルが始動！

と、まあ大げさに書いたものの、実は連休中に水盤の水がソーラーパネル作った電力で循環するという仕掛けを少年Ｒに組み立ててもらったのですが、連日の曇り空でピクリとも動かず、本当に動くのか？と半信半疑でしたが、本日の晴天のもとついに動き出したのです。下の水盤から4段上の瓶にくみ上げられ、段だんに零れ落ちてくる際にちょろちょろといい水音がするのです。ストーブを焚いていた数日前とうって変わり、今日は太陽がまぶしく汗ばむほどの陽気で、水音も心地よい一日でした。雨に打たれてうなだれていた草花も、葉陰に隠れていた蝶も太陽をあびてすぐに元気を取り戻した模様です。
こんな小さな水盤だけでなく、軽井沢の晴天率を利用して、太陽エネルギーをもっと活用したいものです。融雪や公衆トイレの電力などに。個人的には浅間山は活火山なので地熱もどうかなと密かに考えています。上昇してきているらしいマグマのエネルギーも、この際使わせてもらえないでしょうか？
連休をあえてずらして、静かになった追分に見える「追分通」が店を覗いてくださいました。昨日から店先の「正直文庫」も始まり、ちゃりんちゃりんとポストにお金が入る音がしていました。店内は靴を脱ぐ必要があるため、靴を脱ぐのが面倒だったり、犬を連れていたりする人に、この「正直文庫」は好評です。最近犬を連れている人が増えました。猫本よりも犬本のほうが良く売れる傾向にあります。

晴天の週末ということで、山菜採りに山へ入られている人も多く、登山道入り口には車がずらりと並んでいました。我が家もたった二本しかないタラの芽をついに決心して収穫し、てんぷらにして夕食に食べました。タラの芽は、鋭い棘の幹といい、切ったあと溢れてくるゼリー状の樹液といい精力の豊かさを感じる山菜で、少量でも口にすると元気がつくような気がします。山の恵みに感謝です。

明日の予報も最低９℃、最高２８℃と五月の軽井沢とは思えない気温となりそうです。
■追分花だより
　
膨らんできたツツジの蕾　　草原で見つけたイチゴ
　
油屋旅館敷地内の堀辰雄が晩年借りて住んでいた家とヤマブキ（左）
人のいない別荘の庭に咲くライラック