追分バード・ウイークエンド
追分に谷口高司さんをお迎えするのは七回目でしょうか。
天気ばかりはどうしようも無いのですが、春は昨年、今年と雨模様のなかの散策となりました。そして今日:月曜日は「ど快晴」でちょっと恨めしいです。
でも、雨の中の散歩などまず普段はしないし、独りで歩いてもただ「きれいね〜」で終わってしまう道のりが、沢山の目で見ることでいろいろな気づきがあり、たとえ雨の中でも行う散歩の効用を正当化したり…参加者には(たぶん)満足していただけたと思いますが、鳥の専門家である谷口さんには、プロミナに鳥を入れることができなかったことを残念に思われたかもしれません。でも姿は見えずとも、「今の声はイカルです。」「ヒガラかな。」キビタキ・エナガ・雉・センダイムシクイという風に、聞こえて来る鳥の声の持ち主を即座に教えていただけるのは実に贅沢なことでした。最後にニホンリスが高いところをピヨーンと飛んでいきました。
リピーターも増えてきたことですので、今回は歩く場所を変えてみました。番頭N氏がすでにぶろぐに書いていますが、歩いたのは林の中の防火帯ですので、舗装されていないところを歩いたので、車に気をつける心配もなく、植物も沢山観察できてよかったです。
■珍客:オオミズアオ(蛾↓左)、ニホンリス、ツチグリ(きのこ)、ナライガタマフシ(寄生虫↓右)
■植物(花):ベニバナイチヤクソウ、チョウセンゴミシ、ズミ、ウワミズザクラ、ニワトコ、ウグイスカグラ、スミレ、タチツボスミレ、ムラサキケマン、カキドオシ、オドリコソウ
■植物(新芽):コナラ、ミズナラ、ワラビ、タラ、アケビ、オニソテツ
谷口さん、参加していただいた皆さん、有難うございました。
結局、夜まで雨は残り、歩いていた時間帯は比較的小雨の穏やかな時間だったと思います。この雨で浅間山南麓にほくろのようにぽつんと残っていた残雪が姿を消しました。
次回は八月初めを予定しています。例年八月の会は混み合いますので、今年は平日に企画しようかとも考えています。いいご提案があればお聞かせください。
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